二乃股橋を渡り、掘割を抜けたその先には、
県道からも見えていた、もう一本の橋が。現在地コチラ。
我がターゲットである林道北股線は、橋を渡らず直進なのだが、
まあ、通りすがりにコレ見つけたら止まります(my基準)。
でもまあ実は、この橋には地図読み段階から気づいていた。地理院地図で、県道の対岸に延びる点線道への橋。事前予想では吊り橋かな~とか思っていたが、どっこい立派(サビサビやけど)なワーレントラス橋だったか。
そして、皆さんお忘れだと思うが、
低い位置に残る、明らかな旧道の痕跡。二乃股橋の県道側から見えたあの旧橋橋台へと至る道跡に間違いない。
橋上から望む上流側。
そうそう、書き忘れたが川の名は北股川。林道北股線は、ひたすらこの川に沿って遡上していく旅となる。
で、こちら下流側。
最初から見えていた通り、すぐそこはもう本沢川出合なのだが、それよりもやっぱり気になるわ~。
めっちゃ気になるわ~。
よく見てほしいのだ。
もうね、タマランのですよ、あの旧道遺構ときたら。わかるかな?
特にケシカラン部分をズームしてみると…
なんの遺構なのよアレはよぉ~!気になりすぎるやろ~!
そして写真中央に白く見えているもの、なんだかおわかり?アレは、旧道の掘割。白く見えているのは向こうの本沢川の川床であり、あそこに二乃股橋から見えていた旧橋橋台がある、そういう位置関係。
引きで、全体像をどうぞ。
なんとも悔しいことに、この旧道跡に降りるすべを見つけられなかった。が、ここはいつかリベンジしたい。必ずあそこに立ってやるのだ。
やるのだ!(笑)
ああそう、コレは橋の記事でしたな…(笑)。
渡って、振り返り。
狭い幅員に比べて圧倒的に背の高いワーレントラスが印象的な橋だ。
おっと、銘板があった。どれどれ。
「1973年10月 川上村森林組合建造」。川田工業製作のトラスだった。
林道の橋であることはわかったが、肝心のお名前は判明せず。帰ってから調べた林道名が「ゴウシギ線」だったので、「ゴウシギ橋」という仮称で記事タイトルとした。案外、正解じゃないかな(笑)。
その林道ゴウシギ線、
一見してヤバイ落石が見えたが、それ以外は案外平静な感じ。
少し進んでみたが、
行けそうなのかな?コレ。
メインターゲットである林道北股線から寄り道してる状態だったわたくし、この日はこれ以上辿らなかった。県道から見えていた部分では、割とヤバそうな箇所もあったようななかったような(記憶が曖昧)。次回の旧道リベン時(笑)には、併せてこの道ももう少し探ってみたい。
もはや塗装してもらえはしないのかな?
最後に、一瞥。
いずれまた来ることになるだろう、この場所には。
リベンジを誓って、林道北股線遡上が始まった。あんだけ長くなるとは、この時点では知る由もない…。
そう遠くない将来の、【奥玉橋】に続く。