【末尾に追記あり】
今宵は、久々の看板ネタ。我がホーム・滋賀県草津市某所で見つけたものだが、ちょっと珍しいかも?そうでもないかな?
さっそくご覧あれ。
多くの文字がかすれて判読しづらい中、残った文字で特に目を引くのは、
「国鉄物資部指定店」。なんだそれ?
調べてみると(以下ウィキ先生解説より抜粋)国鉄物資部とは、かつて国鉄職員および退職者を対象に長期給付事業(年金)、短期給付事業(医療給付)を行った「国鉄共済組合」の一部門、物資事業を所管した「国鉄共済組合物資部」の通称だそうで、「国鉄物資部指定店」とは、物資部との契約で組合員に対して共済組合員価格で商品を販売していた店を指すようだ。知らなんだわ~。
まあ「国鉄」とある時点で、1987年の国鉄民営化以前の看板であることは確定。
んで、かすれて判読できないと思ってたのをマジマジと凝視すると…
おおっ!見える!見えるぞ!!(爆)
最上段には「室内装飾品 家具 建具 額」ってあるようだ。そして大きな文字で書かれていたと思しき店の名前。ガン見と脳内補完の結果、「大西松雲堂」と出ました~。
んで、調べてみたらビンゴ!同名の株式会社として、現在も営業されていた。ホームページに掲載された会社沿革によると会社設立は昭和47(1972)年とのことなんで、看板もここまでさかのぼる可能性も。でも、創業は大正末期となっているので、もし創業時から屋号が変わっていないとしたら、昭和47年よりもさらに古かったりとか、あるかも!?ヘタしたら、わたくしと同い年くらいかも。
ちなみに電話番号の下4ケタが現在も同じであることに、ちょっと感動した(笑)。
【5/29 1:43追記】
大西松雲堂さんのホームページをよく見たら、なんと今年の2月末で廃業されていた。創業以来90年以上の歴史に終止符を打たれて間もない今、たまたまこの看板を採り上げたわけだ。偶然とはいえ、なんかクルものがあるなあ…。