文禄川の元号橋たち (滋賀県彦根市) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 

ネタ渋滞中ではありますが、今しかできない…いや、今ならまだ間に合う!っていう小ネタを投下しておきますね。この機を逃したら、お蔵入り確定なんで(笑)。内容は、タイトルどおりっす(笑)。

 

えー、このネタは2013年11月23日に拾いました。この日のネタで記事にしているのは、この後に見つけた今井堰(仮)のみ。

 

 

まずはコチラ。

ちょっと古びた、昭和ミドル臭ただようコンクリ橋。

 

 

この橋のお名前が、

「昭和橋」。

 

 

お誕生日は

「昭和三十七年三月竣工」。

 

 

サイドアングルで。

うーん、いかにも滋賀県!な景(笑)。場所はコチラ

 

これだけならばまあアレなんだけど。実は、ここに来る前に見た、下流にあった橋との関係が面白くって、急きょその橋に戻った。

 

 

 

その橋がコチラ。

いったんスルーしただけのことはある、全然面白くない橋だが(笑)、注目すべきはそのお名前。

 

 

それは、

「平成橋」。

 

「昭和橋」の下流に「平成橋」があるなんてのは、少なからず意図的なんじゃないのかねキミィ!

ちなみに場所はここ

 

 

しかもですよ、しかも。この川のお名前がですね、

「文禄川」とキタもんだ。

 

平成、昭和ときて、言わずもがな、「文禄」も「文禄の役」で知られるいわゆる元号。

 

 

これはもしかして…と地図を見ると、おおっ!

キタナイ書き込みの我が地図で恐縮だが、

上流のほうに「文禄橋」と、さらに「大正橋」もある!

 

これはこの訪問後、「昭和橋」「平成橋」ともにすでに書き込まれた状態だが、もともとはいずれも地図には名称が記載されていない橋だった。もしかしたら「文禄」「大正」以外にも元号橋が存在してるんじゃないか!?期待は高まった。

 

 

しかーし。

 

 

結果は、「文禄」「大正」以外のさらなる元号橋は見つけられなかった。さらに、地図で大正橋となっている橋には橋名板の類が見当たらなかったためにネタにならず。うーーん、尻すぼみ感(笑)。

 

 

つうわけで、

最後に文禄橋もご紹介しておこう。場所はさっきの写真を参照のこと。

 

 

お気づきかもしれないが、

昭和橋とほぼ同じビジュアル。

 

 

実際のとこ、お誕生日も

同じく「昭和三十七年三月竣工」で、おそらく銘板も同じ。だって字体も同じやし。ほぼ同時に竣工するってことで、同じ金型で一緒に作られたのだと思われる。そういう意味でもなかなか面白いケース。

 

「文禄」は川の名前だからまあおいといて、大正以降の近代三元号を揃えているからには、平成橋の下流にぜひ「令和橋」を架けていただきたいものですな。昭和橋だって昭和も半ばに架けられてることやし、急がなくてもいいから(笑)。

 

 

 

文禄橋から望む、文禄川上流方向。

いや~、ほんと滋賀の景色ですわ(笑)。

 

 

 

以上、滑り込みの元号ネタでした。

 

 

2019/5/11 22:58追記:

いまさら気づいたんですが、文禄川じゃなくって文「録」川でした。なので、本記事のある程度の部分は破綻してしまうんですが(爆)、まあ「大正、昭和、平成」に関しては間違いないので、笑ってお許しを~。訂正もしません(笑)。