【6】より続く。
サンバー君に見送られて…
…って、ガン無視やん(爆)。
つれないのう…(当たり前やろ
同じ場所で右を向くと
中奥川の上流方向。
林道はまたしても左岸側へと移る。端点までは、もうそれほど距離はないはず。
渡って、もう一度橋を見ておく。
この橋も、やはり何の情報もなし。ちっ、とことん愛想ねーな(笑)。
ところで、この橋。
地理院地図では→
ゼンリン地図では→
なぜかゼンリン地図では川が表示されず、しかも縮尺をいじると、川を渡らずにサンバー君の先に道が伸びていることになっている。これ明らかな間違い。
いずれにしても、
残すは数百m程度のはず。いよいよ大詰めだ。
8時31分、進軍再開。
(注)
実は、サンバー君をしっかり撮影したのは復路だったのだが、記事構成上先に登場させた。なのでこの往路、実際はサンバー君にはほとんど時間は取られていない。
この日の徒歩探索パートで一番美しかったのが、
この苔むした駒止めの鮮やかなグリーン。
これはキレイやったな~。
こう見えても、路盤を埋めた瓦礫の下には、
アスファルト舗装があるなんて、にわかには信じられない。
結局のところ、最後まで舗装林道だったってことか、この林道中奥線は。そういえば、「舗装林道は嫌われる」ってのも林道愛好家あるあるですな。わたしゃ大好きですけど(笑)。
さっきの橋から先の、この最終パート。
廃道としての熟成度ランクが一つ上がったような印象を受ける。
ここらの路肩欠損も、橋までのそれよりも年季の入り具合が違う。まず最初に逝ったのは、この最終パートだったのではないか。
路盤を埋め尽くす崩落。
これが、実質最後の障壁だった。
これを乗り越えると、
大きな堰堤が現れた。
堰堤には銘板が見えたが、
・・・。
うーん、スマホズームの哀しさ。ダメダメやん。辛うじて判読できるのは、「~治山工事」「施工主体 奈良県」あたりのみ。
このまあまあの落差。
夏場とか、涼やかでしょうな~。
そして…堰堤の先へと道は続くが、
あ…この感じは…
キタなこれ。
端点に到達したっぽい。
あの先、崩落ではなく、道が消失している!
間近で見てみて、

うむ、間違いない!
駒止め付きのコンクリ擁壁とアスファルト路面、いずれもスパッと断ち切られたように終わっている。
時刻は8時39分、徒歩探索はわずか27分で到達。
こここそが林道中奥線の端点であるということで、間違いないだろう。
場所コチラ↓
あえて地理院地図の広域で。かなりの奥地まで来た、というのがわかりやすいかと。
ちょうどその対岸には、思わせぶりな看板が立っているのが見える。もちろんここまで来たら、アレも見ずにはおれない。