【1】より続く。
思わず目を疑った、衝撃の道路風景。一体コレは!?
しかもこの手前には、まったくやる気のないA型バリケードがさらっと置かれていたのみ。
もっとちゃんと止めろや!
死ぬとこやったやーん!!
そもそも入り口も開いてたし…。
とか、勝手に入っといて言えるこっちゃないな。
何度も書くけど、一切の予断、予備知識なしで来ていたので、何故、いつから、このような惨状になっているのか、謎だらけだった。そのあたりはまた改めて触れることにしよう。
少なくともこの時点の自分の目は、これはとっくに廃道となったものだと断じた。だが、実は。拙ブログでの書庫が「旧道・廃道」となっているものの、適当なのがなかっただけで、実はそのどちらでもない。
これは紛うことなき「現役の県道」の姿なのである。
眼下に目を向ければ、完膚なきまでに破壊された「かつて橋だったらしきもの」が無残な姿をさらす。
そして谷底に見えるは…橋桁…か?
いかに経験値の乏しい自分であっても、この道が災害によってこの状態へ至った、ということくらいは容易に理解できた。なんと恐ろしいことだろう…。
それにしても、進入してからまあまあの距離を走破してきた。この崩落地、おおよその位置はこのあたりか?
密かに通れるんじゃ?とか考えていたほどには甘くなかったが、それでも思いのほか峠までの距離は詰めることができた。当初の目的であった、峠のてっぺんに待ち受ける水呑トンネルまでも徒歩で行けない距離ではなくなっているし、何よりも
あ
の
先
を
確
か
め
ず
に
は
お
れ
ん
!
かくして
我が初めてのガチ探索、開幕。
幸いこの崩落地点は、比較的簡単にクリアできそうだ。
対岸から振り返り。改めて、衝撃的な光景だ。道路のど真ん中に車を放置して探索へ向かう背徳感もなかなか感じる機会がないもので(笑)。そして、蒼い弾丸号の左後方にあるのが、現場手前唯一の通行遮断物、A型バリケード。
あんなんでええのぅ~?(汗)
そして。ここから見た前途。
見
届
け
て
や
ろ
う
じ
ゃ
な
い
か
!
この道の死にざまを。
【3】へ続く。