【1】より続く。
先に申しときます。今回の記事、地味ィ~です(笑)。
では、今から
この広場一帯を探索してゆくとする。
まず目についたのは例のプレハブ裏手。
初訪問時はまったく視認できなかった。この時期に来て正解~。
…と、思ったんだけど、ところがドスコイ!
ここの藪、トゲトゲ植物(名称不明)がたくさん混生していて、歩きにくいことこの上ない!
もちろん痛いし服にも引っ掛かるし、コイツは辛い~。しかも無理にガッとやると、服が傷んだり裂けたりするしで、なんだてめぇこの野郎(笑)。
これも同じくプレハブ裏手。
このタンク的なものは初訪問時にも見えていたが、その奥のスチールラック?はまったく埋没していた。
今回は入らなかったが、一応中も一枚。
特に変わった様子はない。
…と思ってたのだが。
前回と比べると、ちょっとだけ変化が起きてるし!
最大の変化は、隅っこにある段ボールが動いてること。
他にも微妙に位置の変わってるものがあるけど、考えてみれば野ざらし同然状態なんだから、雨風や動物が入り込んだりして動くよな、当然。
さて~、続きまして、
前回は接近しなかった土管類のほうへ参りましょうか。
あ~しかし歩きにくい!しかも接近するにつれ、藪が酷くなってきたし!
近づくと、当初思ってたより遥かにたくさんの土管が放置されていた。、
藪がうるさすぎて、たまらず土管の上に避難。
さらに奥にもなんかあるな。しかしもはやこの先、普通に激藪なんやけど…。辛いの。
土管の上で振り返り。
確かに初訪問時よりはマシやけど…甘くなかった(笑)。
あっちに行くにも、藪がきつくて土管からのランディングがポイントがない。
どうするか…って、おおっ。
穴開き土管発見!
気分は、世界的に有名な超マリオ兄弟ですな~(笑)。
モチロン脳内では
マリオが土管に入る時のサウンドがリフレインしておりましたよ(笑)。
プチ苦労してここまで接近。
ここまで来て、さらに奥に掘っ立て小屋があることに気づいた。
向こうに見えてんのは…アレか?
ちなみに、撮影してる足元には
なんだかよくわからないパイプ的なものが藪に取り込まれていた。
まずは手前にあるタンク的なもの。
わたくしの身長(173cm)と同じくらいの高さがある。
蓋は開いていたようだが、藪もあってこれ以上近づけず、中は見られなかった。まあ…世の中には見ない方がイイものもあるしね。こういうのもその類いだろうと(笑)。
で、さっき見えたヤツ。
やっぱ浴槽ですな。
この広場が現役で稼働していたころ、ここにはお風呂を備えた飯場があったんだろうか。ちなみに溜まった水は氷結していた。
そして、さらに奥の掘っ立て小屋へ。
裏手に回ってみると、ご覧の通り。
水が溜まって、なにやらおぞましい感じになってる。入口のプレハブのような用具や資材の類いは見当たらない。ゴミ置き場とかだったのかな?
さて、もうコレ以上は…ん?
んん~?あるよ、なんかある。
先日のダイジェストでも出したこの写真。わかりましたか?
ココです。さらに奥、またしても掘っ立て小屋が眠っているようで。
そしてお気づきのように、もはや藪は背丈レベル。が、この広場には明らかな踏み跡(かつての?)があり、そこだけは藪がまばらになっていて、歩いて行けた。
グッと激藪をまわりこんで、接近。
…してみたら、
小屋のそばには、謎のスチール事務机…のなれの果て(笑)。
ここで机を見たのは初めてやな~。ちなみに椅子はなかった(笑)。しかし、なぜに外に放り出してある?
入口が見えない、裏手か?
回り込んでみると、
おわー、これまた雑多な品々が!
ヘルメット、消火器、そして
腐れ一斗缶やら、謎のスプレー缶やら。
これら雑多な品々たちとともに、この小屋にはいろんな看板や表示類が突っ込まれていた。
一枚一枚見たわけじゃないけど、
例えばこんなんとかね。
初訪問時の見立てでは、バブルがはじけて建設が頓挫したゴルフ場へのアプローチ道路だったと考えられるここの未成道路。だとすれば、この広場はクラブハウスなどの予定地だったんだろうか。
ゴルフのたしなみがないもので、そういうものにどのくらいの面積が必要なのかわからない。けっこうな面積のこの広場だが、これで十分な広さなのかどうか。
まあ、今となっては
何もわからない。
たとえ真冬で植生がマシだとしても、それでもこの状態。もっとくまなく探索すればまだ何か見つかるかもしれないが…。
わたくしそこまでの気力もわかず、踏み跡に沿ってまだ探索していない方へと進んでいった。
すると…またなんかハケーン。
これもダイジェストで出したが、一番わかりやすかったかな?
さっきと同じく、写真中央になんか見えます?肉眼では、この時点で何かわかった。
接近。
放置されて久しいと思しき、檻罠だった。
この広場へ至るまでの未成道でも檻罠をひとつ確認しているが、同じ設置者なんだろうか。
罠正面に取り付けられたプレートには、設置者の情報などが書かれていた形跡がうっすらと見えたが、もはや判読はかなわなかった。
あとは踏み跡(あるいは藪の薄いところ)に導かれるままに
最奥部へ。
取り立てて何もない一角だが、かつて樹木が刈り払われていたであろうエリアは、ここで忽然と終わっていた。…何なんだ、一体?
最奥部より、入口(道路)方向を振り返り。
夏場なんて、到底ここまで到達できないだろう。真性のグリーン・ヘルに阻まれて。
その意味では、一定の満足感を得た。この一帯で費やした時間は34分。少なくとも建造物に関しては、この日に見つけた以上のものはないだろう、と思われる。その程度にはしっかり見たつもりだ。
おし、この場所はオッケー。
次がメインだ、自分としては。
【3】に続く。