鈴の謎未成道・冬季再訪篇 【2】 (滋賀県東近江市) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
【1】より続く。
 
先に申しときます。今回の記事、地味ィ~です(笑)。
 
 
では、今から 
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この広場一帯を探索してゆくとする。
 
 
 
まず目についたのは例のプレハブ裏手。
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せんたっき 洗濯機とおぼしき物体と、その向こうには古タイヤ。
 
初訪問時はまったく視認できなかった。この時期に来て正解~。
 
 
 
…と、思ったんだけど、ところがドスコイ!
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ここの藪、トゲトゲ植物(名称不明)がたくさん混生していて、歩きにくいことこの上ない!
 
もちろん痛いし服にも引っ掛かるし、コイツは辛い~。しかも無理にガッとやると、服が傷んだり裂けたりするしで、なんだてめぇこの野郎(笑)。
 
 
これも同じくプレハブ裏手。
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このタンク的なものは初訪問時にも見えていたが、その奥のスチールラック?はまったく埋没していた。
 
 
 
今回は入らなかったが、一応中も一枚。
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特に変わった様子はない。
 
 
…と思ってたのだが。
 

 

前回と比べると、ちょっとだけ変化が起きてるし!
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最大の変化は、隅っこにある段ボールが動いてること。
 
他にも微妙に位置の変わってるものがあるけど、考えてみれば野ざらし同然状態なんだから、雨風や動物が入り込んだりして動くよな、当然。
 
 
さて~、続きまして、
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前回は接近しなかった土管類のほうへ参りましょうか。
 
あ~しかし歩きにくい!しかも接近するにつれ、藪が酷くなってきたし!
 
 
 
近づくと、当初思ってたより遥かにたくさんの土管が放置されていた。、
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藪がうるさすぎて、たまらず土管の上に避難。
 
さらに奥にもなんかあるな。しかしもはやこの先、普通に激藪なんやけど…。辛いの。
 
 
土管の上で振り返り。
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確かに初訪問時よりはマシやけど…甘くなかった(笑)。
 
 
 
あっちに行くにも、藪がきつくて土管からのランディングがポイントがない。
 
 
どうするか…って、おおっ。
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穴開き土管発見!
 
気分は、世界的に有名な超マリオ兄弟ですな~(笑)。
 
 
 
モチロン脳内では
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マリオが土管に入る時のサウンドがリフレインしておりましたよ(笑)。
 
 
 
プチ苦労してここまで接近。
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ここまで来て、さらに奥に掘っ立て小屋があることに気づいた。
 
向こうに見えてんのは…アレか?
 
 
 
ちなみに、撮影してる足元には
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なんだかよくわからないパイプ的なものが藪に取り込まれていた。
 
 
 
まずは手前にあるタンク的なもの。
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わたくしの身長(173cm)と同じくらいの高さがある。
 
蓋は開いていたようだが、藪もあってこれ以上近づけず、中は見られなかった。まあ…世の中には見ない方がイイものもあるしね。こういうのもその類いだろうと(笑)。
 
 
で、さっき見えたヤツ。
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やっぱ浴槽ですな。
 
この広場が現役で稼働していたころ、ここにはお風呂を備えた飯場があったんだろうか。ちなみに溜まった水は氷結していた。
 
 
そして、さらに奥の掘っ立て小屋へ。
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裏手に回ってみると、ご覧の通り。
 
水が溜まって、なにやらおぞましい感じになってる。入口のプレハブのような用具や資材の類いは見当たらない。ゴミ置き場とかだったのかな?
 
 
 
さて、もうコレ以上は…ん?
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んん~?あるよ、なんかある。
 
 
 
先日のダイジェストでも出したこの写真。わかりましたか?

 

ちょうど真ん中。肉眼ではもう少し良く見えてたんですがね。
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ココです。さらに奥、またしても掘っ立て小屋が眠っているようで。
 
そしてお気づきのように、もはや藪は背丈レベル。が、この広場には明らかな踏み跡(かつての?)があり、そこだけは藪がまばらになっていて、歩いて行けた。
 
 
グッと激藪をまわりこんで、接近。
 
…してみたら、
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小屋のそばには、謎のスチール事務机…のなれの果て(笑)。
 
ここで机を見たのは初めてやな~。ちなみに椅子はなかった(笑)。しかし、なぜに外に放り出してある?
 
 
入口が見えない、裏手か?
 
回り込んでみると、
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おわー、これまた雑多な品々が!
 
 
 
ヘルメット、消火器、そして
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腐れ一斗缶やら、謎のスプレー缶やら。
 
これら雑多な品々たちとともに、この小屋にはいろんな看板や表示類が突っ込まれていた。
 
 
一枚一枚見たわけじゃないけど、
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例えばこんなんとかね。
 
初訪問時の見立てでは、バブルがはじけて建設が頓挫したゴルフ場へのアプローチ道路だったと考えられるここの未成道路。だとすれば、この広場はクラブハウスなどの予定地だったんだろうか。
 
ゴルフのたしなみがないもので、そういうものにどのくらいの面積が必要なのかわからない。けっこうな面積のこの広場だが、これで十分な広さなのかどうか。
 
 
まあ、今となっては
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何もわからない。
 
たとえ真冬で植生がマシだとしても、それでもこの状態。もっとくまなく探索すればまだ何か見つかるかもしれないが…。
 
わたくしそこまでの気力もわかず、踏み跡に沿ってまだ探索していない方へと進んでいった。
 
 
すると…またなんかハケーン。
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これもダイジェストで出したが、一番わかりやすかったかな?
 
さっきと同じく、写真中央になんか見えます?肉眼では、この時点で何かわかった。
 
 
 
接近。
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放置されて久しいと思しき、檻罠だった。
 
この広場へ至るまでの未成道でも檻罠をひとつ確認しているが、同じ設置者なんだろうか。

 

罠正面に取り付けられたプレートには、設置者の情報などが書かれていた形跡がうっすらと見えたが、もはや判読はかなわなかった。
 
 
あとは踏み跡(あるいは藪の薄いところ)に導かれるままに
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最奥部へ。
 
取り立てて何もない一角だが、かつて樹木が刈り払われていたであろうエリアは、ここで忽然と終わっていた。…何なんだ、一体?
 
 
 
最奥部より、入口(道路)方向を振り返り。
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夏場なんて、到底ここまで到達できないだろう。真性のグリーン・ヘルに阻まれて。
 
その意味では、一定の満足感を得た。この一帯で費やした時間は34分。少なくとも建造物に関しては、この日に見つけた以上のものはないだろう、と思われる。その程度にはしっかり見たつもりだ。
 
 
おし、この場所はオッケー。
 
 
 
次がメインだ、自分としては。
 
 
 
【3】に続く。