【前篇】より続く。
それでは…
お邪魔しようか。
で、洞内の様子だが、
どう見ても、完成したトンネルのそれではない。
前回書いたように、このトンネルは完成後に数々の不具合が発生した、いわくつきの物件、一旦完成したコンクリ覆工を引っぺがして、徹底的に検査・調査が行われたのだろうか。
当然ながら
照明など点灯してない。ってか、照明設備も撤去されてる?
で、出口が見えてくるにつれ…
気になるトラックが。
ちょっとドキドキしたが、車は無人、作業もしていなかった。ふぅ。
で、トンネルの先の景が、なんとも
響いたわ~。
付け替え県道は、この桐生辻トンネルの先でぶった切れて終わっていた。
繰り返すけど、これは2011年6月のこと。現状は…きっとマトモなトンネルになっているはずで、付け替え県道の工事はこの2018年12月現在も、ズンドコズンドコと進行している。ダムの着工すらしてないのに。
まあ県道のこの区間は交通量に比して狭隘なので、ダム建設に伴ってというよりは、路線改良という要素が大きいと思うが。
下がれる限界から。
こちら側のポータルは、完全に仕上がっていた。道は仕上がってないのに(笑)。
ちゃんと、
扁額も装備。
堪能した…つうか、どこにも行けないので(笑)、
戻るとする。
ずっと気になっていた、このいわくつきのトンネル。長い未供用状態を経て、近い将来には供用開始されるはずだ。
この日の内壁をよく見ると、
じっとりと汗をかいていた。
不具合の中には漏水もあったはず。やはりこの時点では、まだ経過観察中だったのかもしれない。
以上、完結。