上新郷の名称不明橋 (埼玉県羽生市上新郷) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
2011年7月22日、出張の訪問先近くで出会った橋。
 
 
一切タメません、修羅モードだから(笑)。…ってわけでもないけどね。
 
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はい、コレでございます。
 
 
東からやってきた。川の名は合の川。その上流側に堰が設置されているが、堰と一体になっているわけではなさそう。
 
 
人によってはピンとこない類いの橋かもしれない。けどわたくし的にはビビビときた。
 
 
この橋の面白い点は、堰が隣接してることだけではない。
 
 
それは高欄。
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下流側のこのスクエアな意匠に対して、
 
 
 
上流側は
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親柱の形状・意匠も、欄干の意匠もぜんぜん違う!
 
なんでだろう?下流側、壊れて作り直したのか?でも経年感は変わらないけどなあ。
 
 
 
その上流側高欄、
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素敵じゃないか!
 
まず、親柱の意匠が非常に珍しい。上に向かってわずかに細くなっているように見えるが…目の錯覚だろうな(笑)。径の異なる二本の曲線のなせる業に違いない。
 
 
そして特筆すべきが、欄干アーチのスパンドレル部に抜かれた、謎の穴意匠。
 
まるで花をかたどったような、
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かわいらしい形状のその穴は、素晴らしいアクセントになっていた。
 
 
 
残念なことに、お名前、お誕生日など一切の情報がなかったこの橋。
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好きだ。それもかなり。
 
 
もはや再訪の機会もそうそうないだろうけど(泣)。
 
 
 
 
以上、完結。