国道365号・椿坂トンネル旧廃道 【南側篇・3】 (滋賀県長浜市余呉町椿坂) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
【2】より続く。
 
 
 
あー、あきらめた。
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いや、進軍はあきらめてない。
 
 
 
 
あきらめたのは、
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ダホンちゃん。
 
このコンディションでは、ダホンちゃんを連れていく意味がない。どうせこの道を戻ってくるのだし、ここで待っててもらうことにした。
 
うーん、おっちゃんの呪い炸裂(違
 
 
 
余呉川を挟んだ高いところを並行する現道。
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暗渠と水抜きも近代的ナリ。
 
 
 
で、ダホンちゃん待機場所からもすでに見えていたポイントに到達。
 
 
 
そこには、スリップ注意の標識と「凍結注意」の補助看板。
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そして、北側旧道でも見た、あの看板。
 
これより先1,5kmの間は落石危険があるので通行注意して下さい
 
木之本土木事務所によるこの年季の入った看板、通行に注意って言われても、ねえ(笑)。
 
 
さて、ここまで極力雪を避けて歩いてきたけど(ご指摘の通り、路外を歩けるところはそうした)、
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もう限界。
 
つま先の方からだいぶ湿ってきた…つうか、濡れてきた。うん、コッチももうあきらめた(笑)。
 
ダホンちゃんをあきらめ、足がヤラレるのをあきらめた。
こうなったら、何が何でも到達してやるぜ!「あの場所」に。
 
 
 
 
あとどのくらい後だったら、
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雪のない探索ができたんだろうか…?
 
 
 
 
振り返り。
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長かった、第二のスノーセクション。
 
 
 
 
ここでようやく、
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終わり…そう。
 
 
右へとカーブしながら日なたへと出た旧道、その行く手にあるもの、肉眼でははっきりと視認できている。
 
 
 
ゆるく大きく、右へとまわりこむ雄大な線形で、
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旧道は再び現道のほうへとサイドアタック。
 
 
 
 
そのちょい先には、
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見覚えのある旧道…いや旧々道の痕跡が。
 
 
 
 
これは、2009年5月21日に撮影した写真。
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さっきの写真とは反対方向からの撮影だが、この時すでに新道の建設は始まっていた。
 
それに伴いここら辺りはいち早く小さな付け替えが行われていて、その痕跡が放置され、今もこんなに残っていた…。
 
 
 
 
さて、この旧々道並走カーブの外側に、
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旧道進入以来初めての建造物があった。
 
なんかの物置っぽいが、昔からあったのかどうか、これは記憶になかった。
 
 
 
用途不明だが、
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一応現役なのかな?
 
 
 
 
そのそばを流れる沢で物音がしたので見てみたら、
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おおっ。
 
しばらく見てたら、ダッシュで逃げていった。
 
 
 
 
さて、旧道は、
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再びの、現道アンダークロス。
 
 
 
【4】に続く。