輪島市道・長谷の澗隧道 西側旧廃道 【前篇】 (石川県輪島市門前町鹿磯) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
【隧道篇】より続く。
 
 
申し訳ない、しょーもないバラエティ番組みたいに、最初の2枚は前回ラストの写真を使いまする(笑)。
 
 
改めて、西側旧道の取り付きを確認しておく。
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コレは見落としようがないわ。
 
一般的に、トンネル旧道って現道よりもさらに登っていくことが多いが、沿岸部や川沿いだと、こういう下りタイプもあるよね。
 
…もっともらしいこと書いてるが、中身はない、と。まるでウチの上司やん(爆)。
 

 

で、この西側旧道、アプローチがまた、
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エエやないの~。
 
無造作に置かれた安いバリケード。律義に、ちょうどその先から道路敷きが植生に覆われているようだ。こういうとこがポイント高い(笑)。電柱は旧道沿いに走っているのもあるあるですな~。
 
そして、この西陽。これが得も言われぬ柔らかな雰囲気を醸し出していた。先ほどの東側旧道が日陰の断崖絶壁で、凄惨極まりないハードコアっぷりだったのとは対照的。

 

 
では、失礼して。
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実にイイ感じの熟成具合。
 
夏場はもっとエライことになるのかもしれないが、案外アスファルトも残ってるし、明らかに道路だったのがわかるこれくらいがベスト、かも。
 
昭和末期にできたトンネルだったが、ここが即廃道落ちしたのではなさそうだった…と推測したくなるものがこの後見つかった。
 
 
道は右にカーブし、
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岬の突端へ向かう。
 
 
 
おおっと、ここらで
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植生がプチ本気を出してきた(笑)。
 
それでも明らかな、シングルトラックが一条。今でも使われている道なのか。電気関係の保守とか釣り人とか?
 
 
 
このまま岬の突端に出るのかと思いきや、67bea3b7.jpg
 
 
掘割登場。
 
これは想定外だったが、よく見たら2枚目の写真でもしっかり確認できる。距離も短いし、よく見ずに突っ込んだからな~(笑)。
 
さすがに掘割の中はアスファルトなどまったく見えず。少しづつ崩落した土砂が堆積して、その分植生も旺盛。
 
 
そんな植生の中に
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地味なトラップが。
 
さほど大きくはないものの、けっこう深そうな穴が路盤に開いてた。それでも直径15cmくらいはあったかな。暗くなってしまったら見つけられないだろう。
 
 
 
掘割を抜けると、
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もう岬の突端はすぐそこなようだ。
 
 
 
 
路外を見ると、
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のどかな港の光景。
 
やっぱり東側旧道のハードコアっぷりとの対比が鮮やかやな~。
 
 
 
で、不覚にも一瞬気づかなかったのだが、
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旧道山側になんかあるぞ!?
 
廃道で見るにしては、けっこうしっかりした建物に見える。コレは・・・?
 
 
 
 

 

 

当然、行くしかないでしょ。

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【後篇】に続く。