大峪隧道 (廃?) 【後篇】(三重県熊野市神川町長原~井戸町) | 穴と橋とあれやらこれやら

穴と橋とあれやらこれやら

初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
【前篇】より続く。
 
 
 
 
6214d8df.jpg
 
 
 
それでは、お邪魔致します。
 
 
 
一応、場所はコチラ。
 
 
現道からなかなか遠いでしょ~?てか、改めて地図を見ると、西側坑口じゃなくて北側ですな。
 
 
 
 
洞内を望むと、
 
4d1088a4.jpg
 
 
 
氷の破片が目につく。
 
 
 
 
 
 
その正体は、お約束の
 
2eea60fd.jpg
 
 
 
氷柱(つらら)。
 
 
 
 
 
 
 
6645e35d.jpg
 
 
 
洞内随所で氷柱を鑑賞しつつ…
 
 
 
 
 
 
6ea1a0c0.jpg
 
 
 
南側へ。
 
 
やはり日照の加減か、こちら側は擁壁への苔の付着も少なく、全体的に明るい感じがする。
 
隧道上の崩れた土留め、無造作に転がる巨大な枯れ枝が、廃感を高めている。実際のところ、ここって廃隧道なんだろうか?
 
 
 
 
こちらも坑口右側に銘板が。
 
6137be81.jpg
 
 
 
それもうまい具合に、この上なく読み取りやすい状態で(笑)。そこには
 
昭和丗一年七月丗一日竣工
延長二六五米
施行者 三重県林務部
請負者 北村組
 
とある。
 
施行者って珍しい表記な気がするが、それより珍しいのは、「三十」を表す「丗」の文字。
 
橋の親柱でたま~に見かける、「二十」を表す「廿」の文字。だが、それよりはるかにレアなこの「丗」、わたくしの経験値において橋で見たのもほんの数回、こと隧道では初めてかも。
 
かつて伊豆の某隧道で「明治卅一年」という微妙に違う文字を見たことはあったが…。あ、記事にはまだしておりません(笑)。
 
 
 
 
 
改めて、引きで
 
d44d534e.jpg
 
 
 
大峪隧道、南側坑口。
 
こうして見ると、荒涼たる雰囲気ですなあ…。てか、写真の水平取れてませんな…相変わらず…。
 
 
 
 
 
はい、隧道については以上。だが~。
 
 
 
 
もう1回だけ続け、オプションをお送りする。
 
 
しかし怖かった…。
 
 
 
 
 
 
df49821a.jpg
 
 
 
あ、コレは怖いヤツじゃないです(笑)。