突然だけども、コンセプト・アルバムってご存知だろうか?
解釈は多少の幅があるかもしれないが、要は収録曲トータルで一つのテーマまたは物語を表現している作品のこと。ロック・ミュージックの世界でも60年代頃から発表されてきている(が、これは後に知ったこと)。
1988年。この年に発表された一枚のアルバムにぶちのめされた。
それがこの作品。
QUEENSRYCHEの「OPERATION::MINDCRIME」。
当時ゴリゴリのメタルばっかり聴いていたわたくしだったが、この作品には一聴して持って行かれた。思えば、ヘヴィメタル/ハードロックのジャンルにおいて、明確に「コンセプト・アルバムである」という触れ込みでリリースされたのは、この作品が最初だったような気がする。
その小難しい先入観を吹き飛ばす、圧倒的な完成度と楽曲の良さに、思わず全俺が涙したっけ・・・(バカ
と同時に、アナログレコードでなく、CDという(当時の)新しいメディアに対応した構成やな~、と感心したのを思い出した。
アルバムど真ん中に、10分超えの大曲を持ってくるっていうのは、A面B面という制約からの自由を感じさせたから。
コンセプト・アルバムとなれば、本来アルバム一枚で鑑賞すべきなのだろうが、各曲バラバラでも全然観賞に耐えるってのを、近年改めてYoutubeで観て、再確認した次第。
TRACK5 「SPEAK」。
TRACK8 「SUITE SISTER MARY」。アルバム真ん中の大曲である。
TRACK15 「EYES OF A STRANGER」
近年にYoutubeで観るまで、このバンドの動く姿って実は知らなかったのだが、スコット・ロッケンフィールドがこんなハデなドラミングをする人だとは知らんかった。また、めっちゃ高音でハモってるのが、クリス・デ・ガーモ(G)だとは…すげえハイトーン出すなあ。
そしてジェフ・テイト(Vo)、やっぱ「こじるり」に似てる(笑)。いや、逆か。こじるりがジェフ・テイトに似てんだわ(爆)。
誰か知ってますか~?知らんよね~(笑)。