【3】より続く。
予告しときます。今回ほとんど話は進みません(笑)。
洞門を抜け、いよいよ曽々木隧道の洞内へ。
切石を模したアーチ環が、多少は意匠を施した隧道であったことを物語っている。こちらは八世乃洞門から1年遅れ、昭和37年の完成。延長は287m。
洞内には
照明もそのまま残されていた。まききさんの好きそうなヤツかな(笑)。
さあ、前回最後に、いつものごとく無駄にハードルを上げたが、
タメずにご覧に入れよう。
ほい!
…状況は伝わるだろうか?ご感想はもう少し保留してちょうだいな(笑)。
現段階での情報としては(実際はもっと前から見えていたけど)、数十m先で隧道が封鎖されていること、そしてこの曽々木隧道もやはり貫通していること。そして赤いコーンは…知らずに進入してきた車両への注意喚起?
そしていよいよ、
核心に迫ってみよう。
コレよ!
そして
コレ。
隧道内に突如現れた横穴。これはいわゆる海蝕洞、海岸の崖が波浪や風などの自然要因により侵蝕されてできた天然洞窟である。
まぁね、隧道内で海蝕洞が見られるところは、少数ながら存在する。私の経験値では(まだどれも記事にしてないけど)、福井県の越前海岸沿いで数本、ってとこ。よってレアではあるけど超絶とは言えない。
じゃあ、何を持ってわたくしは「超絶」なんぞとハードルを上げたか?
気づかれただろうか?
海蝕洞を横切るこの部分、なんと橋梁になっている。つまり、
隧道内に橋梁がある。
ついでに言えば、洞内を保護する鉄板が海蝕洞に沿って整形され、窓みたいになっているのも初めて見た。
どうかね?
コレって、超絶~?
(アラフォー以上の方は、「俺ってビッグ~?」調でお願いします)
コレが、海蝕洞入口から見た橋梁部分。こんな光景、見たことあったら教えて欲しい。行きたいから(笑)。
この海蝕洞(一生分くらい使ったな、このテクニカルターム・笑)、「福が穴」という。
奥行70mにも及ぶ大規模な洞窟の最奥部には、不動明王が祀られている。
橋梁上から見た、福が穴の奥方向。
イカツイね~!
この福が穴は、連載の最後に改めてレポートする。
封鎖点も確認しておこう。
思いのほかガッツリ閉じられてるな…。
金網の隙間から。
なんか色々置かれてるな~。
乗り越えてお邪魔したかったが、
魚が干してあるし(笑)、資材置き場にもなっているようだし、ここはガマン。自重しておいた。
ね、予告通り、全然進まなかったでしょ?(笑)