【1】より続く。
やっぱり!
立地とアプローチから考えてコレ以外は考えられなかった。吊り橋だ。しかも木製床版!
この日の朝にもこんなステキ吊り橋に巡り合っていたが、ここはどうやらそれ以上のようだ。
色んな意味で。
ローアングルにて正対。
主塔は建っていない。メインケーブルは直接山へとつながっている。アンカーレイジの有無は確認せず。
床版は板きれ3枚分。50~60センチくらいだろうか? …。な、なかなか広いやないか(ヤセ我慢)。
少し側面から。ホントは下に潜りたかったが、死にたくないのでヤメておいた。
やっぱなかなか薄いな~床版。けど廃橋ではないので、メンテはある程度しっかりなされているだろう。
少し進んで明るくなってるあたり、あの辺からが気になるところだ…
あぁ、色んな意味で。
そして何といっても…
長い!コレはガツンと歯ごたえありそうだ…吊り橋マイスターでないわたくしとしては。
では…
参ろうか。
うーーーん(汗)。ギシギシと心地よく板が軋むものの、やはりそれ自体はしっかりしていて踏み抜きそうな気はしない。揺れ具合も想定の範囲内。なかなかイイ。が…
なかなか心温まる幅員ではありませんか皆さん!最初のうちはまぁいいけどさ。
徐々に足元の地面が遠ざかっていくにつれ、緊張感はいや増す。そう、吊り橋マイスターでないわたくしとしては。
振り返り。木立に護られた区間はあっけなく終了。
あとは容赦なく、風屋貯水池上の虚空に放り出される。さぁ、向き直って現実を直視してみますか?
ひょおおおーー!!
コレはヤバい。ヤバいよヤバい。なかなかの迫力やないですかーー!!
朝方に訪れた清水橋は、側面から床版の下までぐるりと金網で護られており、安心感があった。まあ言ってみればアレは例外。
このフルコンタクト・スタイル(謎)こそが、吊り橋本来の姿。
しゃがんで、ローアングルで。
これを撮影するためにしゃがんでみて気づいたのだが…
再度立ち上がるのが、けっこう怖い(笑)。
【3】へ…
続かないのであります(泣)。 エエェェェ!
一応、ちゃんと渡ったのだ、対岸まで。
しかし、後日。
以前、わたくしは探索の画像をCD-Rに保存していたのだが、この時の画像を保存していたディスクがある日突然クラッシュ!あのときは目の前が真っ暗になった…1年分以上の画像が消えちまったんですから!
すぐに半泣きで専門店へ持ち込んで画像のサルベージを依頼。幸いなことにかなりの画像はリカバーできたのだが、一部の画像は永久に失われてしまったのでありました…・。
そう、ご想像どおり、この吊り橋の残り部分の画像も最悪なことに失われてしまった、ってこと。唯一蘇った画像はコレ。
アレを契機に、画像の保存はDVD-RとUSB(フラッシュメモリ)の2種類で行うようになった。最悪どっちかが消えてもバックアップができるように。
とか言っちゃって、ホントはビビって戻っちゃったんでしょ?
と思われるのがシャクなので、ここもぜひ再訪を果たしたい物件なのであります。…いや、確かに怖かったっすよ(爆)。
かくして、完結…ならぬ断章。