最近石川ネタやりすぎてるなあ…。でも夏の間にもう一本は予定してますんで、悪しからず(笑)。
いきなり、ドン。
地図を見るとわかるが、右端に少しだけ見えている道を進んでいくと、トンネルがある。それを訪ねての戻りに、行きには気づかなかったものに気づいて停車。この…黄色矢印。
もしかして、コレって…
橋!?なのか!?
ええー?どういう状態なんコレ?親柱?の向きもバラバラやし…。
念のため、手前のやつを確認してみたらば…
「かみかわばし」。やっぱ当たりか!
向こうの親柱には
「昭和38年3月竣」。「竣」で終わるとは珍しい。
この親柱のあたりが、
唯一、橋っぽい。
が、実際のぞいて見ると…
うーん、「橋感」に乏しいなあ…。
右の方に小さく写ったポストのところに3つ目の親柱があるのだが…
ぐは(笑)。
まあよくあることよ(笑)。完全に隠れてないだけ全然マシってもの。
どれ…。
「神川橋」。正式名称キマシタ!
現存している親柱は、この3本。うまいことお名前もお誕生日も判明した。残るは河川名だが、まあおそらく「神川」で間違いない。
改めて、全景を。
現地ではそれこそテキトーにバババっと写真撮って立ち去ったが、こうして見ると、暗渠化された川の流れの部分がコンクリート舗装になっているのが一目瞭然だ。
こう見えてこの道はかつての県道。交通量をさばくための道路拡幅で神川が暗渠化された結果、橋の位置がよくわからんことになったのだと思われる。
街中などで、こうした「暗渠化された川に架かっていた橋の痕跡」を見ることが時々あるが、これはそういったものの変則パターン。なかなか面白かった。
以上、完結。