【3】より続く。
ついに見えた、尾鷲側の光。サミットはやはりほぼ真ん中あたりだろうか。
なぜか撮り忘れていたが、このあたりに待避所と思しき、広くなった場所があった。ただでさえデカイ穴がさらに大口径に。
足元を見ると
轍があるじゃねえか!でもコレはバイク?OFF車なら入ってこれそうやし。そして新しそう。よく見ると足跡もある。
間もなく抜ける。こっちにはツララはないが、これまた良い廃景!
振り返り。うーん、ド迫力。冥府への入り口のような…。
思いのほかビビることなく(まあ普通にはビビったけど)、抜けてくることができた。やったったぞ感を噛みしめる。ここで少しだけ度胸がついたからこそ、後にニコイみたいなイカツすぎる穴も攻略できたわけで。自分の中では大きなブレイクスルーだった。
こちらも坑門から数mのみコンクリ巻き。まずは向かって左側。
「向井」ってなんやねん(爆)。そして向かって右側。
んん?端っこに何か…??
「石工 水浦尋市」。
石工キターー!あっち側では確信が持てなかったが、てことはやっぱりアーチ環はフェイクじゃなくて石ってことか~。
ハイ、こちらが鳥越隧道・尾鷲側坑口。
日当たりのいい東側だからか、熊野側よりも植生が元気だ。
もう完結しそうなんやけど、【5】へ。あと少しだけ続きます(笑)。