【6】より続く。
水路橋を渡り、上流側へ。

水路からこんな立派な木、生えとります(驚)。
この発電所が稼働を止めたのは昭和19年とのことで、なんと探索時で廃止後すでに69年が経過していたことになる。あの外観もむべなるかな。むしろもっとデッカイ木が生えててもおかしくない。
当日はテンション高くて気にしてなかったが、正直足元がズコッと抜ける可能性もあったよな~(汗)。ヤバいわ・・・。
振り返れば、
後に続くtellさん、おろろんさん。
K谷を渡りきった水路は
ググッと右ターン。
ってか、この時は導水路を遡ってるので、正確に言えば左ターンで水路橋へ、かな。先に見えるように、土砂で水路が埋まってしまっている。
そこにあったのは、こういうの。
水路に渡されたコンクリ桁?と、その向こうには謎の金属桁??
コンクリ桁のほうは付け根のコンクリが落ちて、鉄筋だけでつながってる状態。なんらか保守用のものかな~?
K谷の水路橋と、そこへ至る導水路。
絶景ナリ絶景ナリ!!
いやもう涙腺崩壊モンですわ・・・。いや、泣きはしなかったけどさ(笑)。
で。
導水路のどん詰まりってことは?
こうなっておりました。
土砂で埋め尽くされてはいるが・・・
見逃しませんよね?
紛うことなき、坑口ですよね。
コレが、第三号隧道の吐口だろう・・・と思われた。呑口に続いてこちらも埋没か~・・・。
ちなみに上の写真はちょっと掘ってみた(ホントにちょっとだけよ~?@志村けん 加藤茶)ところ。頑張れば開けられそうだが、まあそれは自粛。
しかしこの奥に、1.5kmにも及ぶ暗闇閉塞空間があるなんて想像したら・・・ちょっとブルッと来ますな。
いや~しかし、
ココは良かった。ホント良かった。
あれから4年半経つけど、今も変わりないかなあ。
底でも抜けてなきゃいいけど。
ようやく、ここの謎の分岐を左へ。
すると、最初に見えたとおり
穴!?・・・じゃない。
導水路にコンクリ蓋をかぶせて暗渠化していたようだ。
だが、
いきなりその蓋が落ちてるやん!
うっすい蓋とはいえ仮にもコンクリ。どうやって落ちたんだろうか。老朽化で自然落下?(汗)
えぐいな、コレ。
暗渠が、なぜか開渠に(笑)。
落ちてからもだいぶ経ってそうやな~。
で、ようやくその先から・・・
始まった暗渠パート。
【8】に続く。