某発電所の関連遺構群 【7】 (S県某所) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
【6】より続く。
 
 

 

水路橋を渡り、上流側へ。
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水路からこんな立派な木、生えとります(驚)。
 
この発電所が稼働を止めたのは昭和19年とのことで、なんと探索時で廃止後すでに69年が経過していたことになる。あの外観もむべなるかな。むしろもっとデッカイ木が生えててもおかしくない。
 
当日はテンション高くて気にしてなかったが、正直足元がズコッと抜ける可能性もあったよな~(汗)。ヤバいわ・・・。
 
 
振り返れば、
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後に続くtellさん、おろろんさん。
 
 
 
K谷を渡りきった水路は
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ググッと右ターン。
 
ってか、この時は導水路を遡ってるので、正確に言えば左ターンで水路橋へ、かな。先に見えるように、土砂で水路が埋まってしまっている。
 

 

でもその先ですぐまた復活。
 
 
そこにあったのは、こういうの。
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水路に渡されたコンクリ桁?と、その向こうには謎の金属桁??
 
コンクリ桁のほうは付け根のコンクリが落ちて、鉄筋だけでつながってる状態。なんらか保守用のものかな~?
 
 

 

導水路どん詰まりから振り返った、
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K谷の水路橋と、そこへ至る導水路。
 
絶景ナリ絶景ナリ!!
 
いやもう涙腺崩壊モンですわ・・・。いや、泣きはしなかったけどさ(笑)。
 
 
で。
 
 
導水路のどん詰まりってことは?
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こうなっておりました。
 
土砂で埋め尽くされてはいるが・・・
 
 
 
見逃しませんよね?
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紛うことなき、坑口ですよね
 
コレが、第三号隧道の吐口だろう・・・と思われた。呑口に続いてこちらも埋没か~・・・。
 
ちなみに上の写真はちょっと掘ってみた(ホントにちょっとだけよ~?@志村けん 加藤茶)ところ。頑張れば開けられそうだが、まあそれは自粛。
 
しかしこの奥に、1.5kmにも及ぶ暗闇閉塞空間があるなんて想像したら・・・ちょっとブルッと来ますな。
 
 
 
いや~しかし、
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ココは良かった。ホント良かった。
 
 
あれから4年半経つけど、今も変わりないかなあ。
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底でも抜けてなきゃいいけど。
 
 
 
 
さあ、導水路下流側への探索を再開。

 

 

 

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ようやく、ここの謎の分岐を左へ。
 
 
 
 
すると、最初に見えたとおり
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穴!?・・・じゃない。
 
導水路にコンクリ蓋をかぶせて暗渠化していたようだ。
 
 
 
だが、
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いきなりその蓋が落ちてるやん!
 
うっすい蓋とはいえ仮にもコンクリ。どうやって落ちたんだろうか。老朽化で自然落下?(汗)
 
 
 
えぐいな、コレ。
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暗渠が、なぜか開渠に(笑)。
 
落ちてからもだいぶ経ってそうやな~。
 
 
 
で、ようやくその先から・・・
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始まった暗渠パート。

 

新たな隧道は・・・まだ?
 
 
 
 
【8】に続く。