【前篇】より続く。
それでは…
失礼いたしまーす。
すでに廃の気配、あるね~やっぱり。
そして、やはり照明はなかったことが判明。国道やったのにマジで無照明!?
全面的にモルタルで補修されているようで。
低脳どもの壁画は、いつ見てもイラっとするねえ…。●ねばいいのに(笑)。
そしてー。抜けてきました。
木之實隧道、上矢作側坑口。色調オカシイな…(汗)
おや?何やらあっちにはなかったものが…。ほら、車の右上に小さく。
これ。
何らかの線(ケーブル)を這わせてたものか?
そして、コッチもやっぱり小さいよ~扁額。
ズーーム!!
「口村上道隧實之木
日十三月八年六和昭」
…んん~?上村?上村って?
ウィキ先生にお尋ねしてみると、2004年に恵那市に併合された上矢作町は、昭和31年に上村と下原田村が合併して生まれたということで、なるほど、隧道建造時にはここは上村だったということね。
モルタル、剥落してまっせ~。
果たして…
この隧道、そしてこの道は、生きてるのだろうか?
最後に、上矢作側(いや、上村口、か)を遠望。
こちら側も、リビングデッド感が漂っておりましたよ…。
現道の新木の実トンネルの完成は、銘板によると昭和63年7月。するとこの木之實隧道は、最低でも58年にわたって地域の交通を支えてきたわけだ。今ではすっかりお役御免感に満ちているけど。
閉じられるのもイヤやけど、今の状況もなんか不憫…というね(笑)。
オマエは乙女か?(爆)
以上、完結。