【2】より続く。
うー寒!どーすかこの凍てつき具合。
というわけで、抜けて参りました伊賀側へ。
二代目長野隧道、伊賀側坑口。
…この癈感…。この伊賀側は、高さ制限バーがまた得も言われぬ味わい。
廃されて何十年、という、激藪の奥に埋もれたような物件とはまたテイストの違う、生々しい癈の気配。個人的には、後者のほうにより哀感を感じとってしまう。歳月を経た古い物件は、ある意味遺跡に近い感覚、とでも言えるかと。…あくまで個人の感想です(笑)。
しかもこの伊賀側、離れて見るほどに哀感が増す、という仕掛け(違)になっていた。
うわ~
クるわ~…しみるわ~…
物悲しいなぁオイ!
お疲れ様でした、と心の中で呟く。
そしてさらに月日は流れ(だから、大げさ)、2010年9月19日。橋めぐりOFFの最後に、仲魔の皆様とともにここへ立ち寄った。もうすっかり夜、もちろん一人では来ない(笑)。
前回訪れて以降、ある悲しい噂(…てか事実なのだが)を聞き、その事実を自分の目で確認することになった。
つまり、
ん?何のシャッター?
いや、そうじゃなく、もうお分かりかと思うが、