【１】より続く。
いかにも古い、石積みの護岸工。その上を調べる前に見えちゃったアレは、
まぎれもなく切通し！
しかもかなりのガッツリ感。すげぇ～！
実は遠望したとき、完全に隧道アッター！と思った。実際はこのとおりだったが、それでテンションが下がることはなかった。いやむしろ上がったかも？
急いでよじ登ろうと思ったら、なぜか水が落ちてくる。見上げてみれば･･･
うお！
なんと大胆な(笑)。目前の断崖の上には、謎の飛び込み台(違)が。あんなとこで断ち切れてるとは、そら水も落ちてくるわ！
あの上がどうなってるか気になったけど、このあとの展開できれいに忘れてしまった(笑)。
よじ登って、まず反対方向を。
遥か遠くに最初の橋。そしてこれは…道･･･みたいに見えるけど･･･。
川床を歩いてきての発見だったことが、秘密の発見っぽくて高揚感があったけど、実はそう、普通に最初の橋のたもとからも歩いて来れた…はず。
まあそれは結果論。その入口の様子は車に戻った際に撮ったので、覚えてたら(笑)最後にお見せしよう。
そしていよいよ、問題の。
豪快な切通し。イカツイ！
その高さはかなり高い。
そして幅員はかなり狭い！！
なんとなく、この道？の正体がわかった気がした。が、もう少しじっくり見てみよう。
川側壁面中央部には
鑿跡も。
そしてその下部には
大きなえぐれ。自然の産物なのか、それとも人為的なものか？
振り返り。
すこぶるGOODである、と言わざるを得ない。
そして切通しの先は
崩落していた。
とはいえ、切通しそのものに瑕疵があるわけではない。抜けた先に問題が発生していた。
が、その前に、
崩落地点の 足元に、確かなコンクリ構造物遺構が見える。
それはちょうど･･･溝のような。
これで確信した。
これで確信した。
あの切通しの狭さ、そしてこのコンクリ構造物。これは道路ではなく、
遺棄された疎水(水路)の遺構
に違いない！
これは完全に深みにはまっちゃったな～。だから～、橋を撮りに来ただけやったのに～(笑)。
いやいや、退けんぞ。こうなりゃあ。
崩落地点から先をうかがうと、
おお、当然のように続いておるわ。そうこなくっちゃな！
最後にもう一度振り返り。
貧困な語彙で申し訳御座いませんが、素晴らしい。もうこの一言に尽きる。
さて…
あの先には何が待つ！？
【３】に続く。