関町新所の疏水遺構 (三重県亀山市関町新所) 【1】 | 穴と橋とあれやらこれやら

穴と橋とあれやらこれやら

初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

2015年2月15日、近場=関町半日徘徊も終盤。かねてから気になっていた、地図上の細っこい橋表記を目指してやってきた。
 
 
思いもかけない出会いがあろうとは思いもせずに。
 
 
 
現在地はコチラ。
 
 
例によって、航空写真モードにしていただくと、もっと拡大できまする。
 
 
 
 
 
 
07f49093.jpg
 
 
 
あれが目的の橋。なかなかいい感じだ。狭くてね。
 
 
 
 
 

しかしながら、今回の主役はあいつではない。橋の紹介は、またいつの日か…(笑)。
 
 
 
 
 
 
橋上から眺める、上流側。
 
d0f652a3.jpg
 
 

美しい様相を見せるこの川の名前は、鈴鹿川。この日、ここまでも何本かの橋とともに仲良く遊んできた川だ。この1.3kmほど上流で加太川と合流して、格段に川幅が広くなっている。
 

その美しい様相に加え、素敵な堰堤が見える。きれいな流れと戯れつつ、あそこから橋のサイドビューがいい感じに撮れるだろう・・・。
 
 
 
 
 

この何気ない判断が、思いがけない発見へとつながった。
 
 
 
 
 
 
ef03e085.jpg
 
 
 
難なく堰堤へと到達。
 
 
 
 
そして上流方向を改めて眺める。
 
d8f895de.jpg
 
 
いや~。素晴らしい雰囲気だ。
 
不順だった天候も今や快晴。水かさは少なく、そのために川床全体に大きな砂州が形成されており、その間を水が流れている感じだ。 そこには獣の足跡があるだけ。
 
 
 
足元はすでに数時間前から長靴をONしている。…こうなると、当然…もうちょっと行ってみたくなるのが人情ってもんでしょう旦那(誰
 
 
 
 
 
d12eda18.jpg
 
 
 
水はとっても澄んでいる。水かさも長靴で余裕で渡河できるレベルで、ドンドコ進めてしまう。いや~気持ちいいなあ~!
 
 
 
 
 
 
ここでふと…気になった。右側の岸の上…なんか…
 
 
 
 
道か?待てよ、アレは…?
 
 
 
 
 
100mほど先に見える護岸工。アレはまさしく…
 
624e7803.jpg
 
 
 
!!
明らかに古い、石積みの護岸工。その上には、どう見ても道があるように見える。
 
 
 
この時点で、少し動悸が速まった。今見えてるあの場所…感じる。ある雰囲気を。
 
走り出したいのをこらえ、接近する。
 
 
 
 
途中で振り返り。
 
8ca5b1aa.jpg
 
 
 
 
先ほどの橋は、もうだいぶ背後に。
 
ちょっと橋を撮ってすぐ車に戻るつもりで来たのに。えーと、車ロックしたっけ(笑)。思いがけない出会いには、無条件でテンションが上がる。もう戻れないわ~(爆)。
 
 
 
 
そして、
 
 
 
 
f6f38d39.jpg
 
 
 
素晴らしい!この素朴な石積み、なんと味わい深い雰囲気なんだろう!
 
 
いや!いや!それよりもだ。奥!
 
 
 
 
 
アレはまさに
 
 
 
76626c2c.jpg
 
 
 
 
 
はなぢ((* ̄ii ̄)ブー!!
 
 
 

 

 
 
 
 
【2】に続く。