砂押1隧道(仮) 【2】 (千葉県君津市怒田) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

【1】より続く。
 
 
この日も照明を持ち合わせていないわたくし。やる気あんのか?ハイ!やる気だけはあります!(謎)
 
 
 
てことで、よく見えないので、車のライトで照らしてみよーう。はい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ぁああ…
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イカツすぎる…。なんなのこの坂!?ちなみにこれ、ハイビームで照らしている。にもかかわらず、坂の下半分さえも照らせないこの勾配って。しかも…まあまあヌカってるじゃないかよ~。
 
 
洞床の状態も強烈だ。坂の取り付き部から左へ傾斜している。そして画像では分かりにくいが、激坂部分もけっこうぬかるんでいる…。轍部分には上から水が流れている感じ。そして、登り切って左コーナー~出口、という流れ。
 
 
いま思えばあまりに短い実況検分、終了(しかも車に乗ったまま望見しただけ)。もとより車で抜けるつもりでここへ来た自分である。ていうか、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
テンション、上がった。
この時点で、来る途中のおじさんの一言は頭から滅却されている(笑)。
 
 
よくぞ我が魂のゴングを 
 
 
打ち鳴らしたものよ。
 
馬鹿
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
やってやろうじゃねぇか!
9a1f91f0.jpg
 
 
 
検分しての見立てでは、当然ながら激坂部分のぬかるみが厄介だと理解していた。幸いぬかるみは轍部分だけのようだったので、攻略するには激坂部分で轍を少し外してやれば、トラクションを得られる、と考えていた。…そういうのを、何と呼ぶかご存じか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「机上の空論」っていうのさ。
 
 
撮影する余裕などあるはずもなく画像は残っていない。轍を少し外し、右側のカベに寄せて登り始めてすぐ。外すと言っても狭い洞内、タイヤ1・5本分ほどの幅がせいぜいで、思ったより軟弱な周囲の路面が、まるで鉄道のポイントを切り替えるように、タイヤをぬかるんだ轍部分へと戻してしまったのである。激坂の途中で。そういえば路面も左へ傾いてた…。
 
そうなると、やれることは限られている。
 
 
 
 
 
 
 
 
アクセル全開
しかないでしょ。
 
 
盛大にホイールスピンしながらも、健気なワゴンRは何とか激坂を登攀し、ほんのりドリフト気味に最後の左コーナーをクリア、隧道を抜けることに成功したのだった!
 
うあああぁあ、ビビってヘンな汗出たあぁー。でも…面白かった(爆)
 
 
 
 
【3】へ続く。