【2】より続く。
ここで、改めて地図をご覧ください。
現在位置は、一号隧道を東へ抜けたところ。東進した先に、二号隧道と三号隧道が待ち受けているのがわかるだろうか。
こうして見ると、南北に延びる峰筋を横断する形で隧道が掘られているのがよくわかる。
ここから二号隧道へと向かっていくと、
一ヶ所、洗い越しのように路面が凹んでいるところがあった…気がする。
で、地図でもわかるように、やがて険道…いや県道は一本の林道と交差する。隧道にすっかり怖気づいた 負け犬 人には絶好のエスケープポイントとなるところだが、
そこに立っている看板は、ぜひ紹介せねばなるまい。
主要地方道にダマされて(笑)ここに迷い込んだ善良な一般ドライバーが、コレを目にしたときの絶望感ったらナイでしょうな~(笑)。
まあ、もしもダマされるままに三号隧道と二号隧道を抜けてきた後だとしたら、人によったらすでにボロボロになってるかも…メンタルが。いや、もしかしたら車も(笑)。
と言うのも、三本を攻略してみて、先の一号隧道が難易度的にはもっとも高いと思われ、二号、三号と徐々に易しくなっていく印象。なので、もし反対から来れば、逆に徐々に青ざめていく展開。そこでこの看板を見たら、ねえ(笑)。
その意味で、ここエスケープポイントに設置されているこの大きな看板は、良心的だと言える。ご丁寧に、転回場所もないよ、と(笑)。
もちろんわたくしは確固たる意思を持って二号隧道を目指す(笑)。
ところで、林道と一瞬合流した県道はすぐさま左へ分岐するのだが、その直後のスーパータイトな狭小激坂S字カーブがかなり気に入った。
これまた帰りに撮ったものだが、どうですかコレは。
眼下の直進している道路が林道だ。…って、あっちのがよっぽど立派な道なんだけれども(笑)。
そのまま
主要地方道を進むと、
程なく。
現れました、池原二号隧道。
一号隧道のようなガリバートンネルではない、分相応のコンクリポータルがお出迎え。
よく見ればこの二号隧道も
一号ほどではないにせよ、若干のうねりがあるようだ。…気が抜けない。
…それにしても、
ココもまた、隧道前に待避スペースと言えるほどのスペースがない。しかもご丁寧にもカーブして進入とか。
道の記憶はかなり薄れているが、ここまでのまともな離合スペースって、林道との一瞬の合流区間ぐらいじゃ…?
マジで対向車来たらどうすんのココ。いやわたくしの場合、対向車だけでなく後ろから来ても困っちゃうね(笑)。
そんなことにならないうちに、進入。
ここもやはりこんなテイスト。臓器の内壁のような生々しさを感じる。
が、幸いにもこの二号隧道、幅員は1.8mと一号隧道よりは少し広い。数値上の差異は0.3mに過ぎないが、このレベルでの0.3mはデカイ!
…っつってもまあ、
こんな感じですけどね。
なにげにこの隧道でもっとも狭いのは、
ここなんだよ。
どんな感じかって~と、これまた帰りに撮ったので反対向いてるけど
こんな感じ。まぁ一号隧道に比べたらちょっとカワイイ(笑)。
つうことで、
池原二号隧道、
抜けたどーー!!
残るは一本!
【4】に続く。