今宵も、ちょっとほっこりする京都クオリティを。
今からお見せするのは、京都・北野天満宮の土塀に貼られているものなんだけども・・・
「まりなげ禁止」。
これスゲーな…。
ボールのことを「まり(毬)」と呼んだのは、いつ頃までのことなんだろうか。ウチの年老いた親父は、確かに「まり」って言ってた(言ってる)けど、昭和30年代くらいまでは「ボール投げ」じゃなくって「まり投げ」だったのかも。
かつてはきっと、近所の子どもたちがこの天神さんの土塀にボールを投げて遊んでたんだろうな~。子どもにゃあ文化財なんて関係ないし(笑)。たまらず天神さん側が貼ったのがこの貼り紙…っていう昭和のひとコマが想像されて、なんかノスタルヂィ~(笑)。
それにしても、「壁にボールを投げて、跳ね返ってきたのを自分で捕ってまた投げて、それを繰り返す」だけの謎の遊び(笑)、今の子もするんだろうか。
この写真を撮ったのは2012年11月のことだが、つい先日確認したところ、全然普通にまだ貼ってあった。こういうのが何気なく残ってるのが、これまた京都クオリティですなあ…。
以上。