【2】より続く。
ワンの前に惨めな敗走を余儀なくされたわたくし。ムクレ気味に生杉集落を後にした(笑)。県道へ戻り左折。
県道はこの生杉でもって東へと転回、針畑川を渡って峠を越え、個人的に「もうひとつの朽木」と呼んでいる北川流域に沿った能家、雲洞谷、地子原といった集落へとつながる。
わたくしは針畑川を渡らずに直進。せっかく県道に戻ったものの、わずか100mほどで再び県道から外れる。
で、進むこと約1.2km…。
あった!
しかもコレは…二径間?っていうのかコレ?
場所はこのへん。
ついに針畑川本流で流れ橋を見つけた。おそらくDAiNさんからいただいた情報は、この橋っぽかった。ゆっくり鑑賞したいところだったが…ここもまた、すぐ近くの民家に何人か人がいて、こっちの様子を観察されてるふうだったので、道路から数枚撮影しただけで退散(泣)。
そのうち1枚がコレだが、
中洲にはちゃんとコンクリートで通路が作られていることがわかる。そして簡易な橋台も。流れ橋とはいえ、恒常的にここに橋を架けていくというスタンスが見えるて、面白い。
また、どちらの桁も対岸にワイヤーが繋がれているのが見て取れた…が、考えてみたら当たり前か。流れた橋が両岸に別れてしまったら、復旧がめんどくさいわな、確かに。
ぐらいのとこで、勘弁しといたるわ!(泣)
さらにムクれてもう少し奥まで進んだところで洗い越しを発見、
一気にゴキゲンになる(爆)。
ウワーイ!!(大爆)
しばし水遊びをしてから帰路についたのだが…
そこでまさかの見落としを発見!
場所はこのへん。朽木平良(へら)地内。
じゃじゃーん!
よく見たら、コレも二径間だ!コレは上流側より。
ちなみに左手前の白飛びしてしまってるところが、流れ橋へのスロープ。とっても真新しく、ほんと真っ白だった。
さっそく降りてきた。
うーん、ソリッドな一本桁!
繋がれた緑のロープは…
だーいぶ上に繋がれてんな!(笑) どうも県道のガードロープ支柱に繋がれてるっぽい。
では…渡らせていただきます!
うーん、水面近っ!楽しい~!
たわむかと思いきや、けっこうしっかりしてるな~。
そして、中洲へ。
これだけ見るとざっくりした感じやけど、
先ほどの小入谷の流れ橋と同じく、案外しっかりと作られている。上流側はコンクリートで補強もされている。
そしてコチラ、下流側から。
左岸(県道側)は真新しいコンクリ護岸、右岸は蛇籠。
残念ながら周辺の風情はいささか興醒めな感じ(笑)。でも橋そのものは素朴で素晴らしい!
さて、
残り半分を。
コチラの桁は此岸に繋がれているのか…。
そうなるとこの橋は、流されると両岸に別れるタイプなのね…。
無知ゆえにどんなタイプがあるのかも知らんけども(笑)。
最後に、全体の様子を。
フレーミングを失敗した写真しかなくてすんまそん。
ノートさんが停まってるのが県道781(783?)号。
写真左が生杉、小入谷方向。そもそも往路の方が川側の車線を走るのに、なんで見落としてしまったのだろうか?
その理由、自分なりに思い当たるものがある。別のところに目が行ってたからだ。
それは…
またしても無駄に伏線を張ったところで、完結(爆)。