津々良隧道 【2】 (富山県高岡市頭川~氷見市仏生寺) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
【1】より続く。
 
 
今いるあたりが、ちょうど高岡市と氷見市の境界くらいじゃないかな~
 
 
とかそんなことは置いといて、
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(あ―これ久々・笑)
 
いやいやいやいや、仮にもココって一応現役隧道でしょ?スゲーなオイ。
 
幸い、長靴で余裕な水位。わたくし、こういう隧道には必ず長靴で進入するのでね。
 
 
あー、
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イイわ~。
 
 
 
抜けた先、氷見側旧道。
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コッチ側に水が流れるのか、雨も降ってないのに路面がぐっしょりと濡れている。
 
ゲバゲバさんに怒られそうだが(笑)、コッチの旧道は辿らなかった。
 
 
 
さて、振り返って、
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津々良隧道、氷見側坑口。
 
コチラにはシェッドが付加されておらず、素のポータルを拝むことができる。
 
無骨なコンクリート造り・・・しかし、アーチ部には輪石を模して線が刻まれている。こういうのはだいたい煉瓦からコンクリートへと時代が移って間もない頃・・・すなわち昭和初期あたりの建造じゃないかな・・・と。
 
帰って調べたら、正解。「平成16年度道路施設現況調査(国土交通省)」によるそのスペックは、
 
昭和6年建造、延長128m、幅員4.2m、有効高4.7m
 
うん納得。大いに納得。
 
 
それゆえに、
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扁額も右書き。
 
うん納得。大いに納得。
 
 
 
 
しかしなあ、コレ見て
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現役隧道に見えるかね?いや、
 
えない(強断定)
 
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ないわ。
 
 
 
隧道前の擁壁も、
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天然モノ。
 
こりゃ上からも水来てるな~。
 
 
 
上からと言えば、
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ポータル向かって右には排水溝がしっかり生きていた。
 
あいにく下が埋まっちゃってるのでダダ漏れなんだけども、それよりもこの梯子と一体型の排水溝って斬新!他では見たことない。強度的には大丈夫なんだろうか?
 
 
最後に、引きで。
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堪能した。
 
 
 
 
ので、戻るとする。
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これ以上何を?な(笑)、【3】に続く。