【1】より続く。
と、心の声が出た(笑)。尾根下に突然現れる、小さな素掘り隧道。
コレは最初に訪れた2010年11月21日に撮影したもの。
隧道へは、これまで辿ってきた道からは、90度左折の形になる。一心不乱に足元ばっかり見てたら見落とすレベル。
来た道を振り返ると、こんな感じ。こうして見ると、地味に危険やなー。
つづれ折りを含むここまでの道と小断面の隧道。これは明らかに、自動車交通の通行を前提としない、明治期ごろ以前の古道・古洞でしょう!改めて、テンション上昇。
では、参りましょうか、おもむろに。前回は内部をじっくり見れなかったしな。
入り口で振り返ると、こんな感じ。
パッと見、即ガケになっているように見える。いかに道が急激に曲がっているかがわかる。
これは入り口の天井部。
鑿(のみ)跡か?
でも洞内には
各所にこんな穴も。
これって、発破用かな~。相変わらず鑑識眼に乏しいわたくし…。
では、洞内をご覧くださいませ。
イイねぇ~!!
最高だよ!!(嬉)
ちなみにコレは雰囲気重視バージョン(笑)。フラッシュ・オンだと
こんな感じ。
洞内は非常に堅牢で崩落も皆無。安定感抜群、驚愕の良コンディション!
そして、上の画像で洞内右側内壁に数か所、こんなのが。
手ブレとアングルのまずさでわかりにくいが、金属製のフックのようなもの。ちなみに下のは発破穴らしき痕跡。
ある場所では腐食しきって地面に落ちていた。こういうのが、4~5か所くらいあった。てことは…
コレ絶対、昔ここに電線引っぱってたか、あるいはランプを掛けてたか、いずれにしろ照明があったのではないだろうか!?うわ―妄想が膨らむー!いやーん。(馬鹿)
さてさて、さらに進んでいく。ちなみに洞内にはただ一匹だけ、こうもりさんがお住まいでした。すいません、お邪魔しまして。
こんな正体不明の杭?もあったり。
そしてその向こう。
最後のパートは水没。逃げ場はない。
これは前回の写真。
この時は先人?の残した命の一本道を通ってクリアすることができたが、この経験により今回は
長靴装着。