今回ご紹介するのは、それはそれはささやかな物件。知る人ぞ知る存在だ。最初にその存在を知ったのは、先日ついにご一緒させていただいた奈津子さんのブログ。だが滋賀県からはリアルに遠い紀伊半島の奥深く、そうおいそれとは訪ねられない。そんなときに絶好のチャンス!2010年11月21日、摺子発電所の遺構を訪ねるOFF会がとり行われた際に、よとと隊長の案内でついに訪ねることができた。
その時には史上空前の大人数だったので最低限の撮影しかできず、いつかは再訪したいと思っていた。その機会がついに!というわけで2014年3月8日、父ヶ谷アタックを明日に控えての、心ウキウキ下北山遊撃(笑)の途中に立ち寄った。
現在の地図には、この隧道は一切記載されていない…だが。下記の地図に注目!
これは県別マップル三重県版(奈良県なのにw)。中央の国道169号線大里トンネル南側のバス停名は…なぜか「小井隧道口」。このバス停、待合室が現存しているものの現在では廃されているが、なぜかこの三重県マップルには掲載されたままになっている(ちなみに手持ちの奈良県版からは抹消されている)。これも…浪漫だ、まさに。
この物件については、あまり詳しいアプローチなどを書きたくない。自分も教えてもらっといてナニなんだけども、なんとなくひっそりと安らかにしておきたい気持ちにさせられる物件なので…って、ここで紹介してることが矛盾してるか(笑)。
というわけで、
駐車して、
いきなりワープ(笑)。アプローチは割愛させていただく。同業者ならニオイを嗅ぎつけるのでは?
ターン1。
そしてターン2。
とはいえ、基本的には歩きにくい道が続く。
この辺り、かなり雰囲気ありますな~。
右側を見おろしてみると、
石垣。
イイですね~。
この辺から、道型は右へ流れがちに。