富山地方鉄道不二越上滝線 大川寺駅 (富山市上滝) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
常願寺川橋梁】篇より続く。
 
 
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予告通り、この写真からスタート(笑)。
 
左はもちろん、前回記事にした常願寺川橋梁。間髪入れずにコンクリート構造物へと続いている。
 
 
ずいぶん頑丈そうなスノーシェッド
 
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じゃなくって、駅~!(爆)
もちろん、あの中にホームがあるんだよーん(笑)。
 
再度、場所はコチラ
 
いや、実際のところ、山際に位置している駅を守るためのスノーシェッドでありロックシェッドでもあると思うのだが、こういう造りの駅って初めて見た。
 
しかもホームの高さに合わせて、立地からは異様に思えるほどに階段を登って駅へと入ることになる。変態やわ~。キテるわ~。
 
 
 
駅舎内は撮り忘れた。そしてホームへ出てみると…
 
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シンプル極まりない駅名標。
 
 
 
 
そして右を向くと、
 
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うわ~…。
 
なんか、未成線のような無機質さが感じられる。このゴツいシェッドができてから、そんなに年月は経ってなさそうだ。
 
陽炎のようにゆらめく常願寺川橋梁。前回冒頭の写真は、このホームからのものだった。
 
 
 
ところで…前回記事冒頭でわたくしがこう書いたのをご記憶だろうか。
 
この駅、およびその周辺が個人的にちょっとしたホットスポットだった」と。
 
それはもちろん、スタイリッシュな橋梁とへんてこりんな駅だけでそう感じたわけではないのよ。
 
 
 
次の写真は、ここらのホットスポットっぷりを端的に表したものの一枚なんやけど、
 
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ばぁー。
 
拙ブログに毎日お越しいただく紳士淑女の皆様なら一発でおわかりだろうが、
 
右下ですよ右下。
 
 
 
ホームからこんなん見える駅とか
 
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あります!?わたしゃ知らんわ。
 
 
しかもね、
 
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扁額まで見えるんですよ。
 
「崖無澤」…か?
 
 
こんなものを目にして、スルーなど(笑)。
 
 
 
 
というわけで…
 
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ホームの下へ回ってきた。
 
今見ても、この写真をどうやって撮ったのか記憶がない…。ガーダーに片手でぶら下がって?それとも空中浮揚(笑)?
 
帰宅してから調べて知ったのだが、コレは常西合口用水(じょうさいごうくちようすい) 第三隧道・吐口。コンクリポータルに改修されてはいるが、その完成はなんと1892(明治25)年で、内部は素掘り。土木学会選近代土木遺産Bランクに選定されていた。
 
ってことは、扁額ももちろん右書き。「澤無崖」ですな。
 
 
以前険酷隧先輩がこの内部に●●されていた(もちろん保守による止水時)。うらやましい限り(笑)。
 
 
 
ちなみに、頭上のガーダーに付いてた銘板。
 
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常西用水橋梁」。
 
 
 
で、実はホームにも銘板が付いてた!そう、ホームもガーダーになってるのだが、
 
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常西用水ホーム橋」。
 
もう、どこまでも素敵なんだから(笑)。
 
 
 
 
んで、ホーム下から得られる眺めが
 
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キテるわ~。あの椅子はなんだ(笑)。
 
さすがにココには立ち入っちゃダメっぽいけど、実は駅舎の外からココまで来れちゃうのよ…。まあちょっとだけ頑張る必要があるけど(笑)。
 
 
 
 
最後に、引きで。
 
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いや~ほんとに4枚上の写真、どうやって撮ったんだろうか(汗)。
 
 
さて…常願寺川橋梁、大川寺駅、西合口用水第三隧道と、わずか100m四方にけしからん物件がひしめくこの一帯。これでも十分にホットスポットと呼ぶに足るレベルだと思うが、
 
 
実は、まだある。
 
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観光橋】篇に続く。