愛宕隧道(東京都港区虎ノ門~愛宕) | 穴と橋とあれやらこれやら

穴と橋とあれやらこれやら

初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

大ネタの途中だが、再度ブレイク。時々別ネタを挟まないと、煮詰まっちゃうの私(爆)。
 
てわけで、今回は東京二十三区内唯一の山岳隧道をピックアップ。今いるのはここ。2011年9月28日探訪。
 
 

 
典型的な都市部の交差点。コレだけ見て隧道の気配を感じる人は、シックス・センスの持ち主に間違いなし。
61444822.jpg
 
ここを右折すると、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
もう出た!…いや、実際は交差点から100mほど歩くが、曲がった瞬間に存在は即認知できる。これが二十三区内唯一の山岳トンネルである愛宕隧道だ。
dc8d71d2.jpg
 
凄い立地やなぁ…。普段なじんでいる「隧道のある風景」とはおよそかけ離れている。ちなみに画像では車も通行人もいないが、これは平日の17時前としては奇跡的なタイミング。想像はつくだろうが、交通量、通行量は極めて多い。
 
 
 
 
なかなか重厚、かつ個性的なポータル。そう、この物件は昭和5年製、土木学会選近代土木遺産Cランクに列せられているのである。
9c850841.jpg
 
 
 
 
 
 
 
向かって左下の意外なところに扁額発見。
0f146d15.jpg
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
洞内は極めて綺麗に整備されている。たぶん探索日からそうは遡らないのではないだろうか。
1e75e234.jpg
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
照明も凝っている。まさかオリジナルではないだろうが、もともとこういうのが備え付けられていたのだろうか?なぜかこのタイプのものはどれも点灯してなかったけど…。
388dbec2.jpg
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
東側(愛宕側)から見たポータル。
7d0f9689.jpg
 
いや、なかなかいいモン見た。
 
 
 
 
以上、完結。