白倉林道2010~その様相、隧道、橋【1】 (三重県北牟婁郡紀北町海山区相賀) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

【序】より続く。
 
 
 
 
 
各自準備を整えた決死隊。目もくらまんばかりな銚子川第二発電所の水圧鉄管(…でイイんでしょうか?tellさん?)を横目に、
 
 
 
いよいよ進軍を開始する。時は…はっきりしない(笑)。出発時には写真撮らなかったので…。この写真も実は帰着時に撮った。
 
 
 
で、肝心の道の写真も撮ってないし。何やってんだ~!
 
 
 
 
 
 
進軍開始地点から約600m。まず最初のイベントは、コレだ。
 
 
見下ろす銚子川に
 
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!!!
 
いきなりハートをワシヅカミにする衝撃の廃橋、二ノ俣橋の登場である。
 
 
コンクリート製の方杖ラーメン橋。白倉林道上にある物件ではなく、橋の前後とも道は死んでいるようだ。まさに孤高の廃橋である。橋上に結構デカイ木が生えてるのが、衝撃感をさらに高める。
 
 
この橋まで降りられるようには見えなかったけど、よとと隊長はかつて間近まで到達している。改めてわたくしもここだけは攻めにいきたい…橋屋の名にかけて(笑)。
 
 
 
 
 
 
 
 
橋をあとにしたのが6時55分。さてさて、ようやく道の写真が登場ですが、
 
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この感じです。ガードレールを今しもブチのめす勢いで路盤を埋め尽くした瓦礫・瓦礫。
 
 
 
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隊長の記事で事前に惨状を見ていたとはいえ、いざ現場に臨むと、改めて気が引き締まる。心して行かねばな…。ちなみに隊長のほかにyo314氏も過去にこの白倉を攻略されている。いや~心強い。
 
 
 
 
 
 
 
 
7時3分。対岸に優美な段瀑が。名も無き滝とは思えない…
 
 
 
いや、名前はあるのかもしれんが(笑)。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
7時8分、豪快な切通しを通過。
 
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隧道にはせずに、吹っ飛ばしちゃったんやね(笑)。切通しの中では、かつての路面が覗いている。なんとコンクリ舗装!
 
 
ちなみに先頭よとと隊長、続いておろろん氏、ピカ氏、むねぞう氏、yo314氏。わたくし基本的にしんがりで好き勝手にフラフラ(笑)。
 
 
 
 
 
 
 
 
切通しを抜けると…
 
 
 
だいぶ銚子川との比高が上がってきた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しかし、こんなもんはまだまだ序の口なのである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
7時26分、白倉林道本線上の最初のランドマークが現れる。
 
 
場所はコチラ。念のため、右上の発電所付近が進軍開始地点。
 
 
 
 
 
 
ランドマークの名は、小河橋(おがわはし)。
 
右の親柱には、「昭和三十七年三月竣工」とある。
 
事前に見ていたとはいえ、未だ美麗とさえ表現できる銘板。
 
しかし、このマルサンカクのマークはなんだろう?営林署のマーク?
 
 
ここもなぜかまともな写真がないという…何やってんだよクイックさぁん(笑)。
 
 
 
 
コレは振り返って撮影。
 
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本線上に現れた最初の本格的土木構造物。重要なランドマークだ。
 
 
 
 
 
 
 
小河橋を渡ると、路盤が広がっている。退避スペースだったのだろうか?
 
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ここまでは進軍開始地点から2km弱くらい? しかしながら、白倉林道。
 
 
 
 
 
 
そのなんたるかを知るにはまだまだ。まだまだ序の口。
 
 
 
 
 
 
 
 
 マジ、まだまだ序の口の序の口なのである。
 
 
 時刻は7時27分。
 
 
 
 
 
 
 
 【2】に続く。