忘れたころにやってくる、仁丹看板シリーズです。今回は、京都ならではの贅沢なパターンをご紹介。
これなんですが、例のごとく探してみてくだされ。
わかりました~?
正解はコチラ。
散髪屋さんの看板が目印。
今気づいたけど、この看板、いいなあ実に(笑)。「サンパツヤ」とか(笑)。
で、何が贅沢って、実はもう一枚あるんです。
上の看板の附いてる壁を折り返すと、
これね。
希少な仁丹看板が一ヶ所に二枚付いているというこの贅沢。仁丹看板現存数日本一の京都市内でも見ることはまれな、レアケースであります。
で、この二枚の示す住所表記に注目していただきたいのです。
上の写真の表記は「下京區西洞院通花屋町下ル西洞院町」。
下の写真の表記は「下京區花屋町通西洞院西入西洞院町」。
ほぼ同一地点に設置されているのにこの微妙な違いはナニ?となりますよね。
京都の住所で、ヨソモノのアウェイ感をさらに増幅すると言われている(知らんけど)、「上る(アガル=北進)」「下る(サガル=南進)」「東入る(ヒガシイル)」「西入る(ニシイル)」というテクニカルターム(笑)。
本当は正式な住所があるんだけども(いや、もしかしたらないのかも・笑)、同じ区内で同じ町名が複数あったりすることもあり、いわゆる「碁盤の目」による街割りのエリアでは、このテクニカルタームが大活躍。南北の通り名と東西の通り名が、その交点の交差点名となり、そこを基準に上記のテクニカルタームを当てはめるわけですな。ちなみにこの「上る下るヴァージョン」の住所表記で、全然フツーに郵便物も宅配便も届きますよん(笑)。
この法則、通り名と方位を把握していないと機能しづらく、そこがアウェイ感をかきたてるんでしょうが、わかるとめっちゃ便利です。だからこそ、京の通り名の童謡(手鞠唄?)も謡われてきたわけですな。
You Tubeで探したけどあんまいいのがないので割愛(笑)。
以上、最近このネタにつきものになりつつある、京都雑学でした~。
写真はイメージです(笑)。



