【3】より続く。
周辺を凝視しまくって、
ようやく捉えた何かの姿。
にしてもこりゃあ、未成道からは絶対に見えない位置だ。そして、真冬にあってさえの、この激藪。夏場に比べて密度こそは多少疎らになっているんだろうが、背丈を優に越える高さ(トゲトゲ付き)。こりゃキツイ…。
その下はこのように
が、躊躇はしない。もちろん行く。
接近に要した時間は3分。ついにそれは目前に。
ここまで近づいてもなおこの視界っすよ…。
しかしこれは、既視感がある。コレなんだっけ…?とりあえず左方向へとかわせば、藪が切れているようなので、そっちへ脱出!
抜けて、振り返り。そして…ついに捉えた!
初探索以降ずっと気になっていた未発見の構造物が、まさに白日のもとに。嬉しい!
さっきも書いたが、何度かこういうのは見たことがある。が、正式な名前は知らない。確かコイツ、基本的に水関係の施設だよな…?
写真ではわかりにくいが、藪が切れたところで段差があり、
石を埋め込んだコンクリ敷きとなっていた。
この感じもなんか見たことある…。なんだっけ…?ゆっくりと眺めまわして、そして気づいた。
これまたわかりにくいのでイメージ線を入れたが、
こんな感じで溝が上から下りてきていた。
このカットだと、段差と床の感じが伝わるだろう。そうだ、コイツは貯水池(っていうか、水が溜まる想定をされたエリア)だ。
さらに進んだところから。
やはりコイツは水関係の構造物。
名前と目的はなんだっけ?ご存じの方はご教示いただきたい。
それにしても、知る人もない未成道路からさらに藪の中を分け入ったところに、ひっそりとこんな構造物が在るなんて。
ブツ自体は大したものではないが、この隔絶感が探索マインド的には非常にテンション上がった。
さらに進んで。
ちょうどこの辺りで貯水池?は終わり、ここからさらに水が降りていく水路があった…ように思う。
探索を十分に楽しんではいるが、対象自体は極めて現代的な、珍しくもないもの。まあ、とてもじゃないけどこれ以上追いかける気にはなれなかった(笑)。
もう少し詳しく見ていく。
正面と思われるところには、蛇籠で造られた二段の階段。
その左脇には
排水口とおぼしき穴。
排水口には昇降式の蓋がついていて、
上部で操作するようだ。
目視では、すでに上部にハンドルがあるのを確認していた。
背丈よりも高い位置には
このような開口部。きっと余水吐となるものだろう。
でも…考えてみればこの構造物単独じゃあ、あんまりにも意味不明な設備やなあ。立地的には給水でなく排水関係の設備だと思われるんだけども。
(見立て通りゴルフ場関連だとすれば)あるエリアのコース内からの水をここへ集約して流す、ようなイメージ?こういうのが広大な場内にいくつか設けられる予定だったのだろうか?
まずは、何のための設備かわからないとな。情報、お待ちしております(笑)。
当初はこの発見に気をよくしていただけだったが、最後には「あるもの」を探し始めていた。必ずあるはずだろう…。
あー、
あった~。
【5】に続く。