国道365号・椿坂トンネル旧廃道 【北側篇・5】 (滋賀県長浜市余呉町中河内~椿坂) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
【4】より続く。
 
 
 
撤退からわずか3分で、
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シェッドまで戻ってきた。
 
 
 
改めて、
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その空間をじっくりと味わう。
 
 
 
うん、
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このへんがイイかな?
 

 

 
一体ナニやってんだ?って、
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朝食をね、ここでいただこうと。
 
道の真ん中にドッカリと腰をおろして、買ってきてあったパンと香り高い珈琲(ウソ)をいただいた。
 
そう、やってみたいこととはコレのことだった(笑)。
 
 
わたくし、普段は探索中のメシは運転しながら、もしくは歩きながら食べる。林道ラーメニングや林道珈琲に憧れつつも、我が貧しい心にはそんな余裕がなく(爆)、セカセカと動き回っておるわけだが、この朝は完全に、ココで朝食にしようと思って来ていた。
 

 

お見苦しい写真で恐縮。
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旧国道の真ん中に腰をおろしてのメシなんて素敵過ぎるし、しかも来てみりゃあほぼ現役時の姿ということで、背徳感もなかなかのもので。
 
加えて(お忘れだろうが)、この探索は8月下旬。くっそ暑い中でシェッドの日陰の中は別天地の心地よさだった。つまり、心身ともに心地よし!
 
 
そういえば、ネタでこのシェッド内で大の字に寝てる姿をタイマーで自撮りしようと思ったけど、きっと他殺体にしか見えないだろうな、と思い直してヤメたのを、今思いだした(爆)。
 
 
わずか10分弱のつかの間だったが、非常に素敵な時間だった。
 
 
8時40分、本格撤収開始。
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名残り惜しく見下ろすシェッド。

 

何気に近すぎて全体が収まらないことが、間接的にヘアピンのタイトさも物語っている。
 
 
峠を登り返し。
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いつかまた来る日まで。ここはマジで再訪したい所存。
 
 
 
…とか、浸っていたその時、事件は起こった。
 
 
…え?なんか…
 
 
話し声が聞こえたような…?81152e7a.jpg
 
 
人キターーー!?
 
全然知らなかったので必要以上に驚いてしまったのだが、峠のてっぺんあたりから登山道が別れているらしく…。そうか、だから立入禁止とまでは書かれないのか。
 
もちろんニッコリと挨拶しましたともさ(笑)。
 
 
で、時刻は9時4分。ほとんどの方は忘れてるだろうが、
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最序盤にスルーした、旧々道とおぼしき道まで戻ってきた。

 

今回はもちろん…ええ(笑)。
 
 
 
入ってみたら…
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いや、なかなかの雰囲気じゃないの。
 
 
 
すぐに現れたのは、
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倒壊した、物置的な小屋。
 
 
 
通りすぎて振り返り。
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住居跡…というにはちょっとみすぼらしすぎるかな?
 
痕跡としては住居でなかったかもしれないが、かつては誰か暮らしていたのかも。そのくらいの広さはある空き地だった。
 
ひび割れまくったアスファルト舗装。これが本当に旧々道なのだとしたら、このわずかな残存区間は貴重なものだと思う。
 
 
9時7分、現道…もとい、旧道に復帰。
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ごく短い、濃密な道だった。
 
 
 
さあ、もう残りは僅か。
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コレも行きにはスルーしたもの。
 
まだまだしっかり読み取れるが、徐々に色あせていくんだろうな。
 
 
 
そして9時10分。
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戻って参りました~。
 
 
往復での探索時間は1時間49分。体感よりは短かったが、大満足だった。峠から南への分岐道表記も気になるし、南半分の旧道にも逢いに行きたいしで、ここはぜひまた再訪したい。
 
 
…ラーツーでもしますかね?(笑)
 
 
 
ちなみにこの後のネタで記事にしてるのは、1時間9分後に訪れた妙理橋と妙理川橋
 
 
 
 
以上、完結。