音楽ネタです。
ここしばらく、メロウな曲が続いておりましたが、今宵は違うよ。きっついよ(笑)。
実は、仕事で異動を命じられまして、引き継ぎを経て5月からは勤務場所(通勤先)が変わります。それに伴い、我がライフスタイルはかなりなダメージを受ける見込みです。もちろん、趣味の部分についても…。
すでに切り替えましたが、それでも…辛いのあなた(爆)。
よって、ここ最近ではもっともダークな状態の我が心。それを吹き飛ばすにはコレしかないっす。
つうわけで、我が永遠の心の一曲、SLAYERの“Angel of Death”でございます。※メタルを聴けない方は視聴しない方がイイです。怪我します(笑)。
1986年発表の3rdアルバム「REIGN IN BLOOD」のオープニングを飾るこの曲。当時徐々にコアな音楽に傾倒し始めていたティーンエイジャーのわたくし、初めて聴いた瞬間から完全にワシヅカミにされました。正に完全無欠のスラッシュナンバー、ヘヴィメタルのフィールドにおいて、個人的にコレを超える曲は未だございません…たぶん(笑)。
エッジの立ったリフからの~、トム・アラヤのつんざくスクリームで幕を開けるこのマスターピースは、ギタリストのジェフ・ハンネマン(合掌…)によるもの。ジェフとケリー・キングによる複雑でフリ―キ―なリフは「これぞSLAYER!」だし、何よりも210BPMで爆走するデイヴ・ロンバードのドラムは鬼神のプレイ。特に終盤(4:24~)ツーバス連打だけになるパート、もう悶絶モノでして…。
ナチス・ドイツの医学者、ヨーゼフ・メンゲレを題材としたこの曲。アウシュヴィッツ強制収容所で行った数々の人体実験をもって「死の天使」の渾名で呼ばれたこの男を採り上げたことで、当時はナチズム賛美と解釈されてバンドへの批判や大きな論争を巻き起こしたものでした…。
が、彼らはもちろんナチズムを賛美していたわけでなく、当時興味を引かれたテーマとして採り上げたに過ぎなかったんですけどね…。まあ相当にデリケートな題材ではありますが。
紹介した映像はファンが作った非公式のものだけど、まさにこれ以上ないほどにハマってますな。テイスト的にはナチスのドキュメンタリー映像のサウンドトラック、みたいな。
実家にあった、発売当時のアナログ(米Def Jam/GEFFEN盤)。
この世界観…ジャケットもイイねえ~(笑)。
わたくしの音楽的嗜好は相当に広いという自負はありますが、それでも青春の原点的にはここになりますなあ。ず~っと聴き続けていくでありましょう。
ジジイになってもSLAYER(爆)。