比土の謎井水 【1】(三重県伊賀市比土) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

2013年3月17日、加茂発青蓮寺湖行きオフにて。第272号橋梁の約7時間(!)後のこと。
 
 
木津川西岸を南下してきた我々は、全員ほぼ同時に対岸に驚愕のブツを発見。声をそろえて「おおおおお!!」(爆)さっそく現場へ急行だぁ!
 
現在地はコチラ。
 
 
 
用があるのはこの奥だが、
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柵で塞いである。獣害避けのための閉鎖のようだ。うーん…残念…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なわけねぇ(笑)。
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私有地ならともかく。あれくらい完全スルーだ。速やかに木津川畔へ出る。
 
 
 
そして間もなく、
 
 
 
 
水路登場。
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正確に言えば、暗渠から地上に顔を出した、ということで。なかなかの風合いだ。
 
 
 
イイねぇーーこの絶妙にシィなラインがまた!!
水路だけじゃなくて右上に道型があることにも気づいているが、今はとにかくさっきのアレだ。
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そう、あのブツまでそんなに距離はなかったはず…。
 
 
 
 
 
 
このカーブを曲がれば…!
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キ、
 
 
 
 
 
 
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キターー!!
水路隧道
キターー!!
ポータル
キターー!!!
というわけで、正解は水路隧道でした。当選は商品の発送を持ってムニャムニャw
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ふう~。とりあえず一直線でブツのご面相まで到達したところで、ファーストコンタクトの瞬間なぞを。
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助手席のよとと隊長も見つめる先にあるもの…ズ~ムしてみると…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ブーッ(鼻血が出た音)
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アレはあかーーん!!というわけで、記事冒頭へ戻る(笑)。
 
 
 
 
 
 
 
ところで、堅牢な石垣に守られた水路、この位置からだと陰に隠れてるはずの隧道がなんで見えてたのかというと、
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こんな感じに小さな水門が設けられており、そのおかげで対岸から視認できたのである。うーん、この絶妙なチラリズムがミラクル~(Ikkoさんふうに)
 
 
 
 
 
 
 
 
しかしまあ当日のメンバー誰一人としてこんなもんがココにあるとは露知らず。まさに「呼ばれた」感のある出会いとなった。まあ強いて言うなら?ここへ来る流れの要因として、も少し下流にある比土橋を撮り直したい、と言った自分のおかげかな~?(←コラ)
 
さて、改めて俯瞰アングルで。
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実に堅牢な石積みポータル。この状態の良さは何なんだいったい!?スパンドレル、アーチ環、要石、笠石、そして上部の谷積み(一応)部に至るまで、一切のほころびが見られない!だったら?内部はどないですのん?
 
 
 
さあ次回。当然入ったともさ兄弟!