2014年6月9日、商談で某所へ行くのに使った、南海電鉄高師浜(たかしのはま)線。いにしえの乗り鉄時代(笑)にもここにはご縁がなかったので、この日が初乗りだった。
んが、たった二駅で完乗だというのに、商談先へは中間駅で降りないといけなかったっていうね…。伽羅橋(きゃらばし)っていう、変わった名前の駅。
今宵ご紹介するのは、この伽羅橋駅と終点である高師浜駅の間で見た三本の架道橋。いや、何の期待もしないでくださいな、マジで。
まずはこれ。
商談先へと向かう道を、超鋭角にまたいでいた。
銘板は見つけられなかった。あったのかな?
こういう高架化された路線で、
あえて道を跨ぐ部分だけガーダーにするパターンって時々あるが、なんでなんだろう、って思う。
もしかして、建設費用の抑制?
いや、こんなスキューしたガーダーとか、余計に金かかりそうな…。
もしかしてなにか万が一の時に撤去できるから?
続いて、これ。
これも同じパターンで、道路上だけガーダー。・・・あっそうか、道路上に柱を立てたくないからか!(自己解決
ちなみに道路は、大阪府道204号堺阪南線である。今改めて見ると、銘板あるな…。
下から見ると、さっきよりもガーダーが、
よりくたびれてる感。
交通量が多い分、汚れてるからそう見えるのだろうか。
こうして見れば、
そこまででもないもんなあ。
最後は、伽羅橋駅に戻ってきたところにある、これ。
最もシンプルなヤツ。
ここだけは、明確に名前がわかった。
塗装履歴にはっきりと、「第2号架道橋」と。
地図で見ると確かに、起点である羽衣駅から数えてここが二本目の架道橋となる。ならば、先に紹介した二件は三本目と四本目なので、第3号、第4号架道橋ということで間違いないだろうと。
で、この一番小さな物件で、
ついに銘板発見!
うまく撮れてなくて残念だが、南海電気鉄道という文字と、1969年11月、京橋溶接工業株式会社という文字が見える。
ちなみに同社は、現在は京橋ブリッジ株式会社と名前を変えて、橋にまつわる業務をオールラウンドにこなす事業者として大阪で盛業中。
小編成の列車しか走行しないからか、
ガーダー薄っ。
すぐ東側は、
もう伽羅橋駅。
ちなみにこの撮影地点を駅側から見ると、
こんな感じ。
丸ポストがあるとは、なかなかのもんじゃないか(笑)。
以上、半分街ブラみたいな(笑)鉄道橋梁記事でした。
おまけ。
始発駅・羽衣駅での高師浜線列車。…それがどうしたと言われたら何もないが(爆)。