駅前橋 (岐阜県恵那市山岡町) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
2012年2月27日に決行した、第三次岐阜県探索。今宵ご紹介するのは、その前乗りで岐阜県入りした26日深夜に出会った物件。この物件を撮ってる間に、日付をまたいだ(笑)。
 
 
タメなく、どうぞ。
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そう、いくつかネタはありながらもあんまり(全然?)やったことのない、「夜撮り橋シリーズ」であります。いや、シリーズ化はないけど(笑)。
 
 
明知鉄道・山岡駅のすぐ前に架かる、一目瞭然で古そうなこの橋。親柱の上に立てられた街灯は新しそうだが、元々親柱には街灯が立っていたのであろう雰囲気だった。
 
 
駅を背にして見ている。まずは左側の親柱。
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「小里川」。
 
 
 
 
で、右側の親柱でお名前が判明。
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「駅前橋」。イ。この名前はイイ(笑)。

 

この駅が国鉄明知線の駅として開業したのは、昭和9年のこと(当時の駅名は遠山駅だったとか)。ビジュアル的に、街灯を除いた橋本体は、その際に架けられた(架け直された?)ものじゃあないだろうか。そうなれば、名前はこの名前しかなかっただろう。
 
 
サイドから。
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これけっこうお気に入りだったり。
 
 
 
 
渡ってから、左側の親柱。
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「えきまえはし」。
 
お気づきだっただろうが、ずっとノンフラッシュで撮っている。フラッシュ焚いちゃうと、風情のないこと甚だしいので。ただこっちは暗すぎたので、マグライトで補助(笑)。
 
 
 
で、右側の親柱だが、
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「平成四年三月改修」。
 
想像だが、恐らくこの時に街灯が立てられたのだろう。それまでは先代の街灯が立っていたのか、失われていたのが復活したのか…。
 
案外あるんだな、昭和初期までの橋の親柱で、街灯の痕跡が残ってるやつ。こうして実際に立っているのはかなり少ないんだけども。
 
 
最後に、駅に向かって正対。
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ちょうど日付が変わったばかり。ひっそりと静まり返る街で。
 
 
真冬の張りつめた冷たい夜気の中、ちょっとイイ出会いだった。…不審者全開だったとしても(笑)。
 
 
 
 
以上、完結。