【前篇】より続く。
さて、進んで行く前に、振り返り。
うーん、いつもながら鉄板ですな。
改めて、この隧道の大きな特徴は
鋭くカーブしたこの線形。アウト側壁面には警戒色の大きな矢印、
そしてパトランプや明滅灯がものものしく設置されている。ほぼ現役時のままか?
そして即、短いロックシェッドがつながっている。
洞内をパノラマで by 携帯。
なかなか雰囲気伝わるんじゃね~?(笑)
ロックシェッドもなかなかイイ雰囲気!でもロックシェッドの印象はあんまなかったな~。まあふつうそこまで覚えてないか(笑)。
で、同業者なら見落とすことはなかろうが、赤丸のところ。
そう、銘板がありましたよ!コレは嬉しい!が…
解読困難(汗)。反対側から撮ったカットも参照しつつ懸命の解読の結果、
最上段「愛知用水公団」
第二段「県道改修第一期第二●工区」(たぶん。自信ねぇ~)
第三段「竣功 昭和33年6月」
そして最下段「施工 三井建設株式会社」
いかがでしょうか?
外からチェック。
こういう感じなので、こっちの扁額は残念ながら殺されてしまっている。右の足元には、
これ…駒止ですかね?ですよね?
車道化以前の道に沿ったものか?ただ、駒止自体はコンクリート製、そこまで古いものではない。
コレが隧道のほぼすべて。
そうそう、この感じ、懐かし~!当時鉄ちゃんだったわたくしをして、強烈な印象を残させしめた逸品であります。わかってるね~若き日の自分(笑)。