滋賀県道138号信楽上野線・六呂川の通行不能区間 【後篇】 | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
【前篇】より続く。
 
 
 
 
 
忘れ去られし現役県道のささやかな峠は、
 
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切通しになっていた。
 
なんか、さらに道が荒れてきた?県道っぽさ微塵もナシ(笑)。
 
 
 
 
 
 
ここで振り返り。
 
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雰囲気いいな~。
 
ここに車の往来は、ちょっと想像つかない。実際にこの道しかなかった頃は、このてっぺんが離合スペースだったのだろう。
 
 
 
さて、この小さな峠の向こう側、残り半分を見ていこう。
 
 
 
 
 
 
いや~、
 
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心細い道ですよ!
 
 
 
 
 
 
一応ダブルトラックはあるけど、
 
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その通行量は極めて少なそうだ。
 
 
 
何度でも声を大にして言いたいが、
 
 
ここ、現役県道ですからね?
 
最高でしょ?
 
 
 
 
 
 
そして徐々に周囲は開け…
 
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その先には建物も見えてくる。
 
 
 
 
 
そろそろフィナーレだが、
 
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結局、伊賀辻橋の看板以外に、ここが県道であることを示す具体的なものは見つけられなかった。
 
 
 
 
 
 
そして、
 
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見えてきた。
 
 
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「現道」が。
 
アレを右折すると御斎峠、そして伊賀市方面になる。いや~、いい道だった。
 
 
 
 
 
 
「現道」より振り返り。
 
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ヒョロヒョロすぎてわからんやん!
 
左手には「春秋共生の郷」という施設があるのだが、明らかにそこへの進入路のほうが目立っている(笑)。
 
 
 
現在地はコチラ。
 
 
 
 
 
 
 
 
ちょっと視点を変えて、御斎峠側現道から。
 
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県道がこの左折路だとは、こっち側にも当然まったく表示はなし。
 
 
 
 
 
いや~しかし、
 
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この感じ、たまらんね~。
アレが県道っすよ!?
 
 
 
 
 
せっかくなんで、「現道」での分岐点ご紹介しておく。
 
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正面を左右に走るのが、滋賀県道334号多羅尾神山線。右へ進むと信楽町神山地区、左へ進むと伊賀辻橋擁する「旧道別れ」を含む、多羅尾方面(まあここも多羅尾地内やけど)。
 
そこに見えてる橋、あいにくと親柱も銘板もなく、名称・竣工年次ともに不明。わかれば新道開通時期の大きな手がかりになるのに…。
 
 
 
とはいえ、
 
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かたわらにはこんな旧橋遺構もあったりするので、こっちはこっちでそれなりに古い道なのかもしれない。
 
このあたりの道路の成り立ち順は、興味深いものがあるなあ…。
 
 
 
 
 
名無し橋を渡ったところ。
 
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御斎峠までは3km、その先は伊賀国だ。
 
 
 
 
 
 
最後に、現在の「実質県道分岐」を、伊賀辻側から引きで。
 
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まあ・・・だからどうってこともない写真ですけども(笑)。
 
 
 
 
 
以上、いささか消化不良ぎみに完結(笑)。