【1】よリ続く。
現れた旧・寒風橋。この規模でここまで荒涼とした廃橋もそうそうないかと。
手前の路肩から景気よくザラッと崩れ去った橋の取り付き、そしてまさに鉄筋一本で持ちこたえている親柱。3年半経った今、彼は今も此岸に留まっているのか、彼岸へ旅立ってしまったか…。気になるところだ。
黄色い車止めとおぼしきコンクリ塊。これと同じものが川床にもあった。おそらく法面といっしょにザラッといっちゃったんだろう。そして…ひときわ目を引く、橋上の看板。
堂々たる廃道宣言!これにはぐっときた!しかもこの看板の表記よく見ると「廃」がヤマイダレ!
読みがなまで振られてるし(爆)。
これがオブローダー的に非常に琴線に触れる…ってこともあり(多分)、この看板は「廃道をゆく2」の裏表紙に採用されるに至った。ついでに言えば、この廃道自体も同シリーズの「3」本編内において、nagajis氏により紹介された。お持ちの方はご確認を。
さて、渡る前に(やっぱり渡るんかいww)、もうちょいこの橋を見てみよう。残ってる親柱もこんな状態。
ガーダーの下には、旧々橋のものと思われる石積みの橋台遺構…?そういえばここに写ってる看板、なんて書いてあるか撮ってなかった。さすがに甘いねぇあの頃の自分ときたら。ましてや橋上での画像がないとか、甘すぎやろ~。

てわけで、いつしか対岸へ(笑)。ここでようやく橋名の確証が得られた。
ちょっと進んで振り返り。うーん、イイねぇ~!
そこからはまた極上の廃道風景が。こっち側にはワインディングもあり、美しいセンターラインがより映える…といいつつ画像にはうまく写ってないという失態(爆)。これも振り返っての撮影。
やがて…。
ぐお!まるまる一車線分ゴッソリと崩落!
今なら全く躊躇せず進むだろうが(ヲイ)、初心者だったことと、そこそこ天候が悪かったこともあり、大事を取ってここで一旦撤退、反対側からアプローチしてみることに。以下、【3】へ続く。
…人生のターニングポイント?だからぁまーだ(爆)