禁断のM峡温泉訪問記 【6】 | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
【5】より続く。
 
 
 
旅館エントランス方面から戻ってきたわたくし、続いて、石段下の最初の分岐、その直進方向へ。
 
 
第一印象では廃オーラが漂っているように思えたが、
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実際はそこまででもなかった。
 
が、明らかに道としてのランクはダウン。お客は通らないところだったのかな?
 
 
 
 

見上げる建屋。

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うーむ、やはり落ちつかんな、この上から見張られてる感(笑)。
 
 
 
 
建屋基礎の土台の処理が、
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なんか、めちゃめちゃ独特なんやけど。
 
変わってるわ~。
 
 
 
 
で、これらの基礎を通りすぎると、
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あっ・・・。
 
倒れた門扉と、草ぼうぼうの細道。これはアレだ。この勝手知ったる雰囲気は、「廃」のそれと同じだ
 
 
 

しかしながら道は、

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N川に面した断崖の上へと続いている。
 
非常に気になるが、その前に。ちょうどこの写真を撮ったところが分岐になっていて、ここからも二本の川の合流点に出られるようになっていたので、
 
 
 

そちら方向へ。

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そこには、かつて何か(碑とか?)が立っていたような痕跡があった。あるいはそう見えるだけか。
 
 
 
 
ここで右方向(I川方向)を見ると、
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微妙な感じで踏み跡が。
 
 
 
 
で、その先には
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あの釣鐘岩が見えた。位置関係、伝わるかなあ…。
 
 
 
 
あ~、こうして改めて見ると、
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この位置こそが、本当の二川合流の突端なのですな。
 
いい場所だな~ここは。もしかして以前はベンチみたいなのが置かれてたりしたのだろうか。ここはやっぱりお客さんに見せたい(見てもらいたい)ポイントだったと思うのだが…。さっきの倒れていた門扉、あそこからここまでは、お客も通れたのかもしれない。
 
 
 
 

そう、もしかしたら

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この分岐の先に門扉が設置されていたのかも。
 
コレも伝わるかなあ…ハシゴの立てかけてある崖下の道、左方向が、今回の記事冒頭から歩いてきた方向。右方向に登っていくのが、これから向かう方向。
 
 
さて、その道は、先述のとおりにN川に面した断崖の上へと続いていたのだが、
 
 
わーー!
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ガチですやん!
 
N川の断崖をへつっているというのに、転落防止措置のひとつも見当たらない(少なくとも現在は)。なんなら、デカイ落石もあるし、そんな大小の落石が草むらにまぎれているので、足元も頭上も危険。
 
まさかこんな道にお客を通していたとは思えない。通してたとしたら…
 
惚れちゃう(笑)。
 
 
 
そんなクリティカルなところでも、見上げてみれば
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のしかかるように、建屋。
 
これを見れば、二つの川の出合の断崖上に建てられているのがよくわかると思う。
 
 
 
まあ、この崖下のデスロード(笑)は、距離的にはほんの僅か。そこをクリアした先には…
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…ハッ!
 
 
 
 
【7】に続く。