禁断のM峡温泉訪問記 【5】 | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
【4】より続く。
 
 
 
苔むした石段を登ると…
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さら~に、ピリッときた。
 
そこにあったのは、思った以上に「旅館」している光景。やはりここからが、この旅館のエントランスなんだろう。うわ~、ヤバいな。大丈夫かな…。
 
 
申し訳ありません、お邪魔します。
 
 
 
恐る恐る進んでいくと、
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正面に建屋が。
 
 
 
 
そして、視線を移動すれば、
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左上にも。これは崖下から最初に見つけた建屋だ。
 
このあたりで、しばし立ち止まって様子をうかがった。ホント、誰かいるんじゃないか、と。
 
しかしあたりは静まり返り、どうやら完全に無人のように思えた。よって、注意を払いつつ探索を続行。
 
 
 

進んだ先、坂のピークに当たるところに、

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分岐があった。
 
左手前へ折り返すのが正ルートのよう。対して、再び下っていく直進方向は…ちょっと違うオーラが漂っているようだが…?
 
 
まあそちらは後回しにして、まずは正ルートへ。
 
 
 
というわけで、向き直った景がコチラ。
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おおっ…。
 
美しい。実に美しい。いつから休業されてるのかはわからないが、ほぼ現役の旅館だといわれても信じるレベル。
 
 
 
そして迎えてくれたのは、
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ごくごくシンプルながらも、旅館名の扁額を掲げた山門。正に表玄関。
 
 
 
 
で、左に見えるのが、一番最初に見つけた建屋だが、
 
その軒先をチェックして見ると
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「おふろ」。
 
おお!ここがお風呂でありますか!なんでもこのお宿は貸し切りのいいお風呂があったそうだが、それがここなんだろうか。温泉旅館、しかも一軒宿かあ…いいなあ…。
 
 
 
で、山門からさらに登ると、
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使途のよくわからない水車?があった。もしかして単なる飾りだったかもしれないが。
 
 
 
 
ここで、道は再度折り返し。
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上の建屋の方へと登っていく。
 
 
 
 
さらにもう少し登ってみたが…
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ここでヤメておいた。
 
恐らくこの先がお宿の正面玄関だったのだろうが、さすがにこれ以上進むのは気が引けたし、人が居るというリスクが完全排除されたわけでもなかったので。いや、ヤバいよヤバいよ…(出川哲郎ふう)
 
 
 
 
 

ここからの見下ろしが、

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もう完全に、現役のお宿。
 
フツーに、泊まってみたいわこのお宿。車を停めてからここまでの道のりも、なかなかステキだったし、お風呂も素晴らしそうだったし。
 
 
 
てな感じで、さながら全然営業中っぽい見た目ではあったが、
 

ふとした、こういうところ。

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こういうところに、そこはかとない、「あるオーラ」が漂い始めていた。
 
 
 
 
一体、いつから休業しているのだろうか。そして、
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「いつまで」休業するのだろうか。
 
この様子を見ていると、いわゆる「廃業」状態とは思えない。何らかの事情で休業していて、状況が整えば営業再開、という方向なのだろう…とは、現地を見ての感想だが、実際のところはどうなのか。
 
つまり、「なんで」休業しているのか、ってのも実に気になるな。
 
 
 
さて、まだドキドキしつつも、
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毒を食らわば皿までも、と申しますが(笑)。
 
こうなればどんどん行きまっせ~。
 
 
 
【6】に続く。