2014年4月27日、師匠2名とともに巡った「煉瓦祭りシバキ残し総ざらえ」にて。
場所はコチラ。
広大な野洲電車区(って名前でいいのかな今でも?)の下を抜ける水路表記にやってきた。
うーん、残念。コンクリアーチだった。
…などと、今さら言うわけもなし。
外見で判断できないことは、イヤというほど経験してきたさ。
ざぶんと飛び降りて、じゃっかん釣鐘型ぎみなアーチの奥をのぞけば…
ありましたねぇーやはり。
けど、広大な電車区の下を抜けるのに、やたら短いでしょ?まあコレは予想通り。明治の開業時にはここに電車区などはなかったわけで、古い部分にしか煉瓦橋渠が存在しないのは当然。
奥に見える二本足はよとと隊長。決してアカンものが写り込んでるわけではないのでご安心ください(笑)。そして隊長のいるあたりがなんか面白いことになってそうな?
進む前に振り返り。
外界のシルエット、そして煉瓦アーチとコンクリアーチの接合面。いずれもコンクリ部が釣鐘型アーチであることを示してますな。
そして、奥へ。ノンフラッシュによる雰囲気重視バージョン。
短いとはいえ、なんでこんな明るいの?
てか、ナニこのステージみたいなのは!?
おおおーー!!
It's UNDERWORLD!!
コレはなかなか感動した。こうなってましたかー!って感じ。
なんか、超現実的。シュールレアリズムってやつですか。
四角い光は言うまでもなく
明かり採りの開口部。これが定間隔で設けられていることにより、幻想的な明るさを演出しているんである。
と同時に、ようやく振り返ってみれば、
あー、そこも大きく上が開いてたのね!
ということで、こちら側ではオリジナルの面構えを拝めた。切石積みの胸壁、そして煉瓦アーチは三層巻き。アーチ頂部は白く塗られた形跡があるが、東海道本線の煉瓦拱渠では往々にしてそこに名称が書かれていることを、経験則としてわたくしたちは知っていた。
おもむろに。