【5】より続く。
隧道の反対側を探るべく…
まずは隧道左手の、石田川に沿った細道をいく。
が ・・・なんか様子がおかしい。
追いかけてきた疏水は先ほど隧道に吸い込まれたはずなのに、
なんか、ここにもない!?
そう見えてるだけなのか?なんかよくわからんくなってきた~。気になる。
気になるが、とりあえず目下の優先事項は、写真右手方向へ向かい隧道の反対側を見つけること。ちょうど右へ登りやすくなってきたので、まずはそちらへ。
登るとそこは、またしても人の痕跡が感じられる場所だった。明らかに切り開かれた平場。
その中にこういう
崩れた石積みとか。隧道が気になっていたのであまり撮らなかったが、いろいろ意味ありげな平場だった。そして…
気になる大きな窪みがあったが、とりあえずスルーした。
が…
さらにもうひとつ。ここに至って、思わず足を止めた。
ふたつ目の巨大な窪みを見てようやく、脳内でバチッとつながるものがあった。コレ・・・窪みじゃない。
陥没痕。ふさわしい形容はそれだ。
スルーしたひとつ目の陥没痕(と断定する)は、上の写真で言うと右上の奥あたりにあった。それは目測ではあるが、入洞して少し奥の、あの「コンクリ固め」あたりの位置になると思う。そしてこのふたつ目の陥没痕、これらは、まさに隧道が延びていたであろう、その延長線上に存在するようだ。
先ほど潜った隧道には、風の流れが感じられなかった。それはすなわち、隧道が閉塞してしまっていることを示すサイン。思えば、坑口付近に崩落痕もあった。思うに、ここらの地質は隧道に適さない、崩れやすいものだったのではないだろうか?
先ほど潜った隧道には、風の流れが感じられなかった。それはすなわち、隧道が閉塞してしまっていることを示すサイン。思えば、坑口付近に崩落痕もあった。思うに、ここらの地質は隧道に適さない、崩れやすいものだったのではないだろうか?
結論として、
先の隧道は2箇所で大きく崩落し、閉塞しているはずだ。それが、地表にこのような陥没痕となって現れているのだ。…のだ。きっと(笑)。
ただし、それが原因で廃されたのか、廃されたがゆえに崩落したのか、その因果関係は定かではない。そもそも疏水自体の需要がもはやなくなってしまった、とか?いろいろな想像を巡らせたくなる、そんな現況だった。
で…
これらふたつの陥没痕を結んださらにその先を辿れば、隧道の反対側へと行き当たるはず…
ビンゴ。
現場の地形と隧道の位置的に、反対側はもうほぼ取水口に近いだろうと思っていたが、まさに。
眼下に見下ろす位置に、コンクリ製建造物が見える。
あれこそ、取水ゲートではないのか?
分かりにくいかもしれないが、けっこう切り立っている。が、行かずに済ませるわけもなし(笑)。
速やかに降下。
やはり取水門…だったはずのもの。これが隧道に直結していたと断じて間違いないだろう。
その内部は、果たして…?
最終回【7】に続く。






