極楽洞 (江ノ島電鉄 長谷~極楽寺) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
2011年7月23日、第二次鎌倉探索。
 
 
 
某所の仏画トンネル音無橋ときて、次に降り立ちましたのは…
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極楽寺駅。
 
そうそう、この日は確か江ノ電の一日乗車券的なやつを買ってたはず。もとは取れてたと思う(笑)。
 
 
 
 

駅前から長谷駅方面に向かって坂を登っていくと、

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深い切り通しとなった江ノ電をまたぐ橋が現れる。
 
 
 
 
このような橋。
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名前は桜橋、昭和32年3月竣工。
 
 
 
とはいえ、この記事は橋レポではない。
 
 
桜橋の上から、長谷駅方向を望むと見えるのが…
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この素敵な眺め。
 
江ノ電唯一のトンネル、それがここにある。写真は少しズームしていて、実際の見え方はもうちょい遠い。
 
 
 
もっとズームしてみると、
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堂々たる、煉瓦隧道。
 
架線と架線柱が邪魔だが、それでもこの桜橋以上の鑑賞スポットはないだろう。ちょっとわかりにくいが、ピラスターと帯石、笠石を備えている。そしてとても立派な扁額。
 
 
 

扁額に刻まれているのは、隧道名。その名も

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「極楽洞」。カッコいいよね~(笑)。
 
特筆すべきは、要石。通常はアーチ頂点にひとつだけだが、この隧道はアーチ頂点を挟むように、ふたつ存在する。コレは珍しい~!
たぶん、強度的には大して関係ないと思う。装飾的な意味合いが強いのではないか…と愚考。
 
それにしても、巻厚が三層って、ちと薄くないかえ?まあ問題ないからこそ、現在に至ってるんだろうけど…。
 
 
 
さらにさらに、ズズイ~!とズーム。
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長谷側の出口が見えた~。
 
あちら側には、まわらなかった。なにげにもう疲れちゃっててですな(笑)。
 
 
 

最後に、近くに立っている説明看板。デカイ画像で貼ったので拡大してご覧あれ。

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建造年とか、めっちゃちっさく書かれているので、見落とさないように。
 
 
 
 
 
…そう、お察しのとおり、
 
説明はすべて看板に丸投げして、終わります(爆)。
 
 
このあと極楽寺駅に戻って、意外なものを見つけて小躍りしたのだが、それはまた別の機会に~。
 
 
 
 
いじょ~。