2012年6月10日、甲賀~土山方面の橋めぐりで出会った橋をご紹介。まぁつまんないですよ?
タメずに登場。
ほら、つまんないでしょ(笑)。
ほぼファーストコンタクトでこのビジュアルだったので、そそくさと立ち去ろうとしたわたくし。が、何かが引っかかって振り返った。
アレは…もしかして?
というわけで、半信半疑で接近して見たらば…
一見して古いものだとわかる橋台の石積みだが、気になるのはそこから突出した、何本もの石。なんだあれ!?
そして、石といえば…
やはりやはり!の石桁橋!
カムフラージュしようが、わたくしの目はごまかせんぞ!(←馬鹿
かつての石桁橋にコンクリートを被せて現代風な橋に改造されているケースがままあるが、コイツもそうだった、ということ。
にしても不思議なのは、これらの突出した石材たち。これ一体なんだろう?まるで…刎橋(はねばし)の土台のような…。刎橋についてはウィキ先生をどうぞ(笑)。
それによると、「石造の刎橋は九州と中国地方など西日本に多数残っている」なんて書いてあるけど、ことわたくしのこれまでの行動範囲では見たことも聞いたこともない、まさに未知の型式。
もしかして…コイツがそうなのか?
だとしたら、この近辺じゃ唯一に近い生き残りだといえる。真偽のほどは、定かでないけど…。
まあなんにせよ、コイツが石桁橋だったということは、
お堂の扁額には、右書きで(でも新しい)「岩谷ふ動」とあった。橋もお堂も見事に更新されてしまっているけど、往時の風景を想像するのもまた楽しい。
…ということで、立地によってはこんな橋でも油断できない、って話でした(笑)。
以上、完結。