岩谷隧道 【3】 (静岡県掛川市上西郷~下垂木) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

【2】より続く。
 
 
 
前回の最後に出しましたこの画像。障害物をクリアして、一気に天井が高くなったのが一目瞭然であります。で、この画像の中で、
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ちょっと注目。この赤丸のとこ。
 
 
 
ここには…
 
 
 
 
 
 
横穴。
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「危険」とは書かれているものの、塞がれてはいない。当然この時は入っていないけど(笑)。
 
 
例えば、市道に面した廃隧道でさえもノー封鎖。この日、初めての掛川エリアを徘徊するにつけ、「危険」とか「頭上注意」とかの注意喚起だけきっちり行い、あとはこちらに委ねるかのような「ゆるやかな自己責任」テイストを随所で感じ、我々の業界的見地からすると非常に心地よかった。
 
大御所も同じような所感を書いてるが、コレはたぶん同業者なら必ず感じる感覚だと思う。
 
 
 
 
さてさて、純粋な狭さでいえば、この辺りからが最狭かも。
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まあ、運転席側ですがね。
 
 
 
右端は、自分のシャツの袖(笑)。
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もちろん、助手席側にはもうちょい余裕はありますよ。…自分に撮る余裕がなかっただけで(笑)。
 
 
 
 
なぜか振り返り。
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色調がホラー(爆)。
 
 
 
 
 
 
アドベンチャー満載のこの隧道も、残りこれだけ。
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最後がひときわ狭いが、ここまでくればいただきだ。
 
 
 
 
 
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しゅぽーん!
 
・・・って、真っ暗でわけわからん(爆)
 
 
 
 
フラッシュ・オン…っと。
 
 
 
 
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残念ながらすでに真っ暗だったので、この西側坑口の全貌をとらえた画像はない。けど、少なくともコルゲート管の東側とは大きく様相が異なっているのは明らか。
 
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まあ、なんにせよ。
 
 
 
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岩谷隧道、完抜け!
 
今気付いたけど、1.7m制限って幅員じゃなくって高さ制限やったんや。幅員制限もくっつけといたらどうっすか?
 
 
さて、ご覧のように抜けたとこには転回スペースなぞ一切ナッシン。もっとも危惧していたこと、つまりこの先へ車で進めるのか否か、
 
どっちだ!?
 
 
 
 
 
 
 
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しばらく肝を冷やすようなケモノ道状態が続いたものの、幸いなことにその先の道状況は好転!
生還確定!!
 
この時は本当にホッとした。暗闇の中、今きた道のりをバックで戻るなんざ
120パー無理。またしても神はわたくしを見捨てず。いや、今後気をつけます…。
 
 
 
レンタカー返却時間も気にしつつ、到着から離脱まで22分、洞内滞在時間14分。掛川クオリティを堪能し尽くさせていただいた、超優良物件でございました。願わくは、昼間に再訪を果たしたい所存。そしてノートさんで再チャレンジをしよう…
 
 
 
 
 
 
 
とは思いません(爆)。
 
 
 
 
以上、完結。