芹生の門扉つき木橋 (廃) (京都市右京区京北芹生町) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

2013年6月2日、大津市北部から京都市北部にかけて徘徊した際に、初めて足を踏み入れた芹生の集落。そこで見つけた、印象深い橋をご紹介します。
 
実家が京都市左京区のわたくし、このあたりは免許をとってからこのかたアチコチ走りまわってきた。この京都r361上黒田貴船線も何度となく走ってきたが、集落内の道にまで踏み込むのは初めてだった。
 
で、現在地はコチラ。川の名は、灰屋川という。
 
 ※なぜかうまく表示されないので、地図下の「詳しい地図で見る」でご覧ください。Fxxkin' Yahooめが!
 
 
まずは全景。まぎれもない木橋だ。その上に、何やら乗っかっている。あれは…
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門。そう、これまた木製の門扉(の残骸)が橋上に残っている!おそらくその昔には対岸に家または農地があったのだろう。
 
 
 
 
 
立派な丸太。
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けど、朽ち始めている…かも?
 
 
 
この丸太を三本、桁として渡し、その上に木板を敷いて床版としている。
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カメラは水平。つまり、右へ大きく傾いでいる、ってこと。
 
 
 
 
多少不安だけど、渡れる橋は渡るが礼儀。ということで、渡ってみる。
 
 
 
 
盛大にミシミシいうかと思ったけど、案外まだしっかりしている。
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さてさて、間近に門を観察。
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非常に簡易な木製門扉に南京錠。素朴すぎる~。
 
 
 
 
朽ちてはいても頑なに対岸を護る、けなげな南京錠。
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彼に敬意を表して、これ以上の進入はやめておいた。
 
 
 
 
 
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小粒ながらも、実に味のある橋でありました。
 
 
 
ちなみに向こうにもなにやらけしからん感じの橋が架かっているが、見るからに現役私有地だったので、渡るのは控えておいた(笑)。
 
 
 
以上、完結。