関西電力・大鳥居発電所。
これも今年の1月5日に訪ねた場所の再訪で、ちょっとした目論見があったのだが…。
場所はコチラ。
もう少し進むと…見えた。おわかり?
この県道は何度となく走っているが、こんなもんがあるとは今年1月までまったく知らなかった。…それはいいのだが、
あーやっぱアカンかったか~!
…って、なんのこっちゃわかりませんな(笑)。
いや、めっちゃ立派な隧道でしょ?位置としては発電所建屋の直下、余水を田代川へ排出しているのがこの隧道なんである。
ずどどどーー!!
すんごい勢いで水が流れ出てくる。(草むらからカメラだけ突き出して撮影)
迫力あるね~!
とか、喜んでる場合じゃないのだ。
わたしゃ、あわよくば撮りなおしにきたのだ。この洞内を。
洞内を!?そう、洞内を。
こっからは2014年1月5日、初訪問時の画像でお送りします。
!!
なんと水なし!
実は、前年秋の災害(おそらくは先述のr16崩落を引き起こした、2013年9月16日の台風18号)によって導水路の一部が決壊。探索当日は取水を止めての補修作業期間中だったために、このような千載一遇のチャンスに恵まれた、というわけで。
まずは正対。扁平な欠円アーチだ。
では、失礼して…。
本当なら凄まじい水量がほとばしっているはずの洞内。なんか不思議な感じ。
しかし見事。総石造の水路隧道だ。
とはいえ、延長はそう長くない。
コレが最奥部の突き当たり。カクッと左へ曲がっているように見える。
右の隅はこんな感じ。
当然こんなとこもすべて石積み。いや、凄い。
そして最奥部左側には、衝撃の光景が!